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コカ・コーラシステム/次世代型高付加価値自動販売機投入

2004年08月21日/未分類

コカ・コーラシステムは、多様化する消費者ニーズに対応し、今までにない高付加価値サービスの提供が可能な次世代型の自動販売機「新Cmodeサービス対応自動販売機(愛称:シーモ2)」と「ジョージアカフェマティック」の2種類を新たに開発した。

「シーモ2」は、今年9月より導入、「ジョージアカフェマティック」は7月より先行導入しており、地域の市場性や消費者ニーズを踏まえ全国各地に順次展開している。

コカ・コーラシステムは、全国に約98万台設置している自動販売機を重要なチャネル・資産と捉え、自動販売機のイノベーション(革新)に積極的に取り組んでいる。自動販売機に新しい価値を付加することで機能とイメージの両面において革新を図り、消費者の自動販売機を通じた購入機会を拡大する。

「シーモ2」は、「シーモ」を更に進化させ、従来の二次元バーコードおよび赤外線に加え、iモードFeliCa(NTTドコモの携帯電話内蔵型非接触ICチップ)にも対応したインターフェースを搭載したもの。

消費者にとっては、商品選択から決済・購入までが即時(約0.5秒)に可能となり利便性が格段に向上することに加え、購入後にシーモ2の液晶画面を利用したゲームなどを楽しむこともできる。

さらにシーモ2には、タイムサービス機能(時間を限定した割引販売機能)や売り切れ・故障の自動通知や保全機能などの機能が追加されており、自動販売機を設置するロケーションのオーナーに対しても高い付加価値を提供する。

次世代型カップ自動販売機「ジョージアカフェマティック」は、‘いつもあなたのすぐ近くにあるカフェ’をコンセプトに従来のカップ自動販売機の機能やイメージを一新し、フローズンドリンクやフレーバートッピングなどの本格的なカフェメニューとカフェ同様のおいしさを、手軽な価格で提供する。

コカ・コーラシステムは、本格的な味やバリエーション、雰囲気など、近年カフェが若い消費者を中心に支持されている理由に着目し、そのニーズを自動販売機で実現することに2年前より取り組んできた。

本格的な味の提供、手軽さ、洗練された外観、子供から車椅子利用者まで、利用者が無理な姿勢をとることなく購入できるユニバーサルデザインを取り入れた。

これまでにない革新的な次世代型カップ自動販売機「ジョージアカフェマティック」の導入により、今後、オフィスはもとより、レジャー施設など様々なロケーションでの設置拡大をめざす。

いずれの自動販売機も、消費者とのコミュニケーションプラットフォームとして、また飲料購入の体験自体をエンターテイメントのひとつとして、コカ・コーラならではの楽しさと価値を消費者に提供していく。

シーモ2概要
非接触ICカード技術であるFeliCa機能を搭載したiモード対応携帯電話をかざすことにより、清涼飲料のキャッシュレス購入や、キャンペーンなどの情報発信サービスが可能な自動販売機。消費者は、コカ・コーラ社のiモードサイトからCmodeFeliCa用iアプリRをダウンロードして初期化を行うことで、簡単に利用できる。従来のシーモよりも商品選択から決済・購入までの所要時間が大幅に短縮され、またユーザー登録も簡易になるため、消費者の利便性が向上する。

シーモ2の特徴
1.2次元バーコード、赤外線に加え、iモードFeliCaに対応したインターフェースを追加
2.以下の機能を新たに追加
・タイムサービス機能(時間を限定した割引販売機能)
・液晶画面を利用したゲーム性の高い消費者コミュニケーション(購入後に画面を利用したゲームを利用可能)
・売り切れ、故障の自動通知(売切れ・故障時に担当セールスマンの携帯メールに情報を配信)
・保全機能(偽貨受け入れ禁止など)
3.新開発制御部による高い拡張性・発展性
新開発の制御部はアプリケーション開発の容易な仕様で、様々な機能追加が可能。例えば、会員の購入履歴などに基づいた自動販売機前でのゲームなど、エンターテイメント性が高い消費者コミュニケーションプログラムが実施可能に。

シーモ2設置目標
地域;2004年末までに順次、全国に設置予定。
台数;2004年末までに約1000台設置予定。

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