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大日本印刷/「ICタグスターターキット」のラインナップ拡充

2004年09月15日/未分類

大日本印刷(株)(以下:DNP)は、ICタグを使った物品管理システムの即時導入を可能としたキット「ICタグスターターキット」のシリーズとして、各種用途に合わせた「貸出管理システム」「パレット管理システム」「工程管理システム」「所在管理システム」の4種類を、11月より販売開始する。

「ICタグスターターキット」は、現在の業務環境下でICタグを手軽に試すことができるトライアルシステムとして開発されたもので、ICタグ内蔵ラベル(またはカード)・管理ソフト・ハードウエア機器がセットなっており、すぐに利用することができる。

3月に発売した「物品管理システム」は、すでに20セットの受注があり、ICタグを簡単、低コストでテスト導入出来るシステムとして高い評価を得ている。

今回、顧客企業から要望が高い「貸出管理システム」「パレット管理システム」「工程管理システム」「所在管理システム」を新たに開発し、DNPは、「ICタグスターターキットシリーズ」の販売だけでなく、このシステムをベースに、カスタマイズを含めた本格的採用へのシステム設計など、ICタグの導入をトータルにサポートしていく。

各管理システムの概要と特長
「貸出管理システム」
各種書類や書物、物品などの貸出し、返却、棚卸管理を簡単に行うことが出来ます。管理する書類や物品などにICタグを装着し、利用者ICタグと一緒に、パネル型リーダで読取るだけで貸出し・返却の管理が行える。

「パレット管理システム」
製品搬送用のパレットや通い箱などにICタグを装着し、ユーザーごとのパレット回収期間や未返却パレットの検索などの管理が行える。ハンディ型リーダで、荷物に添付してある送り状のバーコードを読取り、ICタグの管理ナンバーと連動させることにより、出荷先と何の製品をいくつ積載したパレットが何時出荷して、何時返却されたかといった情報を管理できる。

「工程管理システム」
製造工程の品目毎の工程管理が行え、製造製品に添付したICタグを作業開始時と終了時にハンディ型リーダライタで読取ることで、工程管理を行うことができる。ここで利用するICタグはリライトカード加工を施しており、再利用が可能。

「所在管理システム」
人や物品が社内の何処にいる(ある)かを管理することができ、ICタグを人に持たせる、もしくは物品に装着し、各部屋の入り口などに設置した卓上リーダにICタグを読み込ませることで、所在の管理が行える。卓上リーダーは独自に開発したものでLAN回線に直接接続が可能。

DNPは、ICタグを使ったソリューションを提案しているSI企業や、各種管理にICタグの導入を予定しているメーカー・流通業などのあらゆる企業に向けて、積極的に販促を行い、「ICタグスターターキットシリーズ」で初年度1億円、3年後に3億円の売上を見込んでいる。

各システムの基本構成と販売価格
「貸出管理システム」
希望小売価格:1,207,500円(税込)

「パレット管理システム」
希望小売価格:945,000円(税込)

「工程管理システム」
希望小売価格:1,522,500円(税込)

「所在管理システム」
希望小売価格:735,000円(税込)

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