サン・マイクロシステムズ(株)は、無線ICタグシステム構築のためのサーバ用ソフトウェア新製品「Sun Java(TM) System RFID Software」を販売開始する。
出荷開始は2004年11月中旬の予定で、24時間365日のサポートが付いた1ライセンスあたりの標準価格は、年額552万円(税別)。
「Sun Java System RFID Software」は、商品コードの世界的な標準規格「EPC(ElectronicProductCode)」に準拠し、様々なRFIDリーダーに対応可能な、既存のアプリケーションとの連携を実現するRFIDシステム構築のためのソフトウェア。
Solaris(TM)オペレーティングシステム(OS)で稼働し、今後Linuxへの対応も予定しており、ユーザーの環境に合わせた最適なプラットフォームを選択することが可能となる。
RFIDから収集した個体情報を集約、整理し、ネットワークへ送る「Sun Java System RFID Event Manager」と、「SunJava System RFID Event Manager」で集約、整理された情報をそれぞれ適切な既存の業務システムへと振り分けをする「Sun Java System RFID Information Server」の2つのコンポーネントから構成されている。
タグリーダーから収集される大量のデータを選別するとともに、適切な処理と分析を行い、データを効率的に管理し、RFIDから収集されたデータとWMS、SCMやCRMデータベース等の業務システムに統合することが可能。
また、小規模から大規模システムまで幅広く適用できるため、企業がRFIDシステムを適用する生産ライン数や商品のトランザクション量などにあわせてシステムの拡張をすることができる。
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