LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友倉庫/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月18日/未分類

(株)住友倉庫の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

倉庫・港運等物流業界は、荷動きは輸出貨物、輸入貨物とも順調に推移したが、貨物保管残高は依然として低水準にとどまった。

同社グループは、営業活動を一段と強化した結果、当中間期の営業収益は49,337百万円と前年中間期を5.5%上回った。各利益段階も、国際輸送業や港湾運送業における取扱い増加等により、営業利益、経常利益ともに前年中間期を上回り、中間純利益も2,160百万円と前年中間期比30.3%の増益となった。

セグメント別の概況
物流業
倉庫業は、貨物入出庫高、貨物保管残高ともに減少し、倉庫業収益は6,487百万円(前年中間期比0.9%減)となった。港湾運送業は、一般荷捌業務が輸出入貨物とも取扱いが伸長し、また、コンテナ荷捌業務では北米航路、中国航路の取扱いが増加したことなどにより、港湾運送業収益は16,264百万円(前年中間期比6.9%増)となった。

国際輸送業は、引き続き日中間一貫輸送貨物の取扱いが好調であったため、国際輸送業収益は10,289百万円(前年中間期比12.7%増)となった。陸上運送業ほか収益は、9,563百万円(前年中間期比6.6%増)となった。

この結果、物流業全体の営業収益は、42,605百万円(前年中間期比6.9%増)となり、営業利益は1,417百万円(前年中間期比57.2%増)となった。

不動産賃貸業(省略)

通期の見通し
今後のわが国経済は、企業部門の改善が雇用や所得など家計部門にも波及し、個人消費が緩やかに増加するなど、景気は堅調に回復するものと期待されるが、原油価格高騰に伴う原材料・素材価格上昇の世界経済に及ぼす影響が懸念されるなど、先行き予断を許さない状況にある。

下半期の営業収益は、物流事業が引き続き堅調に推移すると思われるので、ほぼ当中間期並を見込み、通期では980億円(前期比4.6%増)を予想している。

利益段階は、営業利益は61億円(前期比4.4%増)、経常利益は61億円(前期比1.2%増)を予想している。当期純利益は特別損益項目の変化により前期を15.3%上回る37億円を予想している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース