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住友倉庫/貨物量減少や運賃下落で売上高13.7%減

2010年02月09日/3PL・物流企業

住友倉庫が2月9日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は898億9300万円(前年同期比13.7%減)、営業利益56億4500万円(3.2%減)、経常利益61億9000万円(7.6%減)、当期利益31億3100万円(11.4%減)となった。

第3四半期の物流事業は、前年度に稼働した新規施設が寄与したものの、取扱貨物の減少や荷動きの低迷で倉庫収入は140億900万円(5.0%減)と伸び悩んだ。また一般荷捌で輸入貨物、輸出貨物とも取扱いが減少し、コンテナ荷捌でも既存航路のコンテナ取扱量の減少や一部船会社の取扱終了などで、港湾運送収入は246億6600万円(16.0%減)となった。

国際輸送収入は、国際一貫輸送で取扱いが回復したが、プロジェクト貨物が低調だったこと、海上運賃が大幅に下落したことなどで165億2200万円(29.0%減)。陸上運送ほかの収入は、取扱貨物全般で荷動きが鈍化し陸上運送収入が減収となり、271億5200万円(6.8%減)となった。物流事業全体の売上高は823億5000万円(14.7%減)、営業利益は44億4900万円(1.5%減)となった。

不動産事業では、昨年2月に全面稼働した大阪市西区の商業施設が寄与したが、賃料の減少などで売上高は77億1300万円(0.3%減)と横ばい。営業利益は減価償却費などの減少で45億9600万円(0.3%増)だった。

通期は売上高1190億円(9.8%減)、営業利益73億円(2.4%増)、経常利益76億円(2.2%減)、当期利益40億円(139.3%増)を見込んでいる。

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