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住友倉庫/荷役料減収などで売上高15%減、営業利益14%減

2009年08月05日/3PL・物流企業

住友倉庫が8月5日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は289億100万円(前年同期比15.2%減)、営業利益15億7500万円(14.0%減)、経常利益19億1000万円(20.3%減)、当期利益11億1500万円(25.5%減)となった。

事業別の概況は、物流事業では配送センター業務を強化し、アーカイブ事業(総合文書管理事業)の開発を推進、サービスの高付加価値化を図った。倉庫収入は前年度に稼働した新規施設の寄与などがあったものの、荷動きの低迷で荷役料が減収し、その影響などで45億7400万円(6.3%減)となった。

港湾運送収入は、コンテナ荷捌は既存航路のコンテナ取扱量が減少し、一般荷捌では輸出、輸入とも取扱量が大幅に落ち込んだ。このため77億4000万円(19.7%減)と減少した。

国際輸送収入は、航空貨物、プロジェクト貨物の取扱いが引き続き低調に推移し、52億5500万円(28.4%減)と大幅減。陸上運送ほか収入は、取扱貨物全般の荷動きの鈍化で陸上運送収入が減収となり、88億900万円(9.4%減)となった。物流事業全体の売上高は263億8000万円(16.5%減)、営業利益は11億8700万円(12.9%減)となった。

不動産事業は今年2月に全面稼働した大阪市西区の商業施設の寄与などで売上高は25億8000万円(1.8%増)、営業利益は15億2600万円(0.8%減)とほぼ横ばいだった。

通期は売上高1190億円(9.8%減)、営業利益63億円(11.6%減)、経常利益66億円(15.0%減)、当期利益35億円(109.4%増)を見込んでいる。

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