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アヲハタ/SCMを最適化

2004年12月16日/未分類

アヲハタ(株)の平成16年10月期決算短信(連結)での主な物流分野の動向は下記のとおり。

中長期的な経営戦略および対処すべき課題では、さらに高レベルの安全、安心を提供するため、購入先との緊密な連携による原料・資材の履歴管理の充実、農薬の残留検査体制の整備、全社・全商品を対象に導入しているHACCP方式の品質管理体制の維持向上などに取り組み、創業以来貫いてきた品質第一主義の経営を推進する。

さらに、生産革新として、デフレ経済、グローバル化、低価格志向の環境に勝ち残れる生産体制を構築します。製品のコストダウンを強力に進めるため、受注、生産計画、製造、製品および原料の在庫管理、設備投資など生産に関する一連のプロセスを見直し最適化するとしている。

また、グループの中核機能である果実原料調達は、ジャム原料、フルーツ加工品用原料、外部販売用原料などそれぞれの用途別に原料の特性にあった調達体制を構築するとともに、長期的、戦略的調達機能を強化するとともに、中国市場向けのジャム製造に着手するため、中国に設立した合弁会社杭州丘比食品有限公司を海外のジャム、フルーツ加工市場開拓の第一歩とし、今後の展開に活用していくという。

経営成績では、生産面では、コストダウンを推進するため、生産管理・原資材受発注業務の効率化、物流コストの見直し等をおこなったとしている。

グループ経営で、グループの人事情報を統合した新人事情報システムの導入により、間接業務を改善・改革する取り組みが進み、中核技術である「高品質原料調達技術」をさらに高め、グループとしての総合力が発揮できるよう原料調達部門を統合した。

次期の見通しでも、新営業体制を構築し効率的な営業活動をおこなうとともに戦略的な原料調達体制を確立し、商品特性にあった品質と価格を実現するとしている。

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