無線ICタグ(RFID)と電子製品コード(EPC)に関する非営利標準化組織「GS1」の下部組織である「EPCグローバル」は、先ごろ承認したEPCの国際標準「EPCグローバルUHFジェネレーション2」について、国際標準化機構(ISO)のAFI(ApplicationFamilyIdentifier)の採用を推奨することを決めた。
AFIは、ICタグのコードの識別方式。今回の推奨により、ジェネレーション2は、世界的に普及しているISO基準にのっとった標準化に向けて大きく前身することになった。
EPCグローバルのクリス・アドック社長は「これでICタグがさまざまな産業で利用される素地ができた」と話している。
EPCグローバルは、昨年末、EPCの国際標準について、特許使用料が不要な「EPCグローバルUHFジェネレーション2」技術を正式承認している。