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日本郵船/スマトラ沖地震・津波被災国へ無償輸送の期間延長

2005年02月06日/未分類

日本郵船(株)グループは、先に発生したスマトラ島沖地震とインド洋津波被害に対して船舶での輸送を中心とした援助物資の無償輸送を展開しているが、この度無償輸送の受付期間について見直しを行い、期間を延長する。

当初は、1月末までに積地のコンテナヤードに搬入される援助物資を対象としていたが、今後は、原則2月末までにお申込みいただき、3月末までに積地のコンテナヤード内に搬入される援助物資を無償輸送の対象とする。

現在までに実施した無償輸送は20フィートコンテナに換算すると150本近くになり、また今後につきましても50本近くの船積みが予定されている。

今後日本から輸送が予定されている物資の中には2月11日にスリランカ向けに船積み予定の車椅子111台も含まれ、この車椅子は、「空飛ぶ車いす」という支援事業を行っている日本社会福祉弘済会が、この度の災害で負傷された方々、被災された高齢者の方々のために、各地の工業高校の生徒達に呼びかけ、日本で不要になった車いすを生徒達がボランティアで修理をしたもの。

高校生をはじめ、多くの方々の手によってこれまで支援されてきた事業を、同社の「モノはこび」ネットワークを活用し、海上輸送の面で手伝う。

こうした無償輸送による支援とは別に、同社グループ全体としては、合計3000万円近い寄付を、日本赤十字社を始め、国内外の支援団体に対して行った。

さらに、日本国内におけるグループ会社の役員、社員に対しての募金の呼びかけを行い、400万円を超える金額が集まり、会社からのマッチングギフトを加えた上で、ジャパンプラットフォームに対して寄付を行う予定。

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