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澁澤倉庫/平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)

2005年02月13日/未分類

澁澤倉庫(株)の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

当第3四半期(平成16年4月~12月)のわが国経済は、輸出の増勢を背景とした企業業績の改善や民間設備投資の増加などにより、中間期までの景気回復傾向が持続するものと予想されていたが、10月以降は輸出が鈍化し、また、個人消費の伸びも低位に推移するなど景気回復の先行きに陰りが見えてきた。

物流業界は、景気の動向を反映し、荷動きにも次第に停滞感が強まった。

このような事業環境の下、同社グループは、配送センター機能の拡充、輸出入貨物取扱いの拡大、国際一貫輸送体制の強化および引越業務の強化を軸に物流事業の拡大に注力した。

不動産事業(省略)

この結果、当第3四半期の連結経営成績は、経常的な営業活動においてほぼ計画通りに進捗し、営業収益は400億8千6百万円と前年同期に比べ3.7%の増収、営業利益は14億8千6百万円と前年同期比25.1%の増益、経常利益は13億3千万円と前年同期比23.2%の増益。

しかしながら、賃貸施設の解約・取り壊しや訴訟和解等により特別利益を上回る特別損失を計上したことに加え、繰延税金資産の見直しにより法人税等が増加したこともあり、第3四半期純利益は5億3千2百万円と前年同期比4.6%の減益となった。

セグメント別の概況
(1)物流事業
倉庫業務は、日用品や家電製品、食品を中心に取扱いが伸張し、営業収益は前年同期比増収。
港湾運送業務は、輸出入一般貨物の取扱いは増加したが、昨年度上半期に大阪港および神戸港のコンテナ・ターミナル運営業務を終了したことにより、営業収益は前年同期比減収となった。

陸上運送業務は、日用品や家電商品を中心に配送業務やフェリー輸送の取扱いが伸張したほか、昨年度下半期より稼働した「新船橋物流センター」の荷捌業務が寄与したことに加え、引越業務の取扱いも底堅く推移したので、営業収益は前年同期比増収となった。

国際輸送業務は、航空貨物の取扱いは輸出入とも鈍化したが、中国、ベトナムを中心に、海外荷捌業務や国際一貫輸送業務の取扱いが堅調に推移し、営業収益は前年同期比増収となった。
この結果、物流事業全体の営業収益は、354億5千7百万円と前年同期比3.2%の増収となった。

不動産事業、その他事業(省略)

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