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三井造船/中国にディーゼルエンジンを製造・販売する合弁会社設立

2005年03月06日/未分類

三井造船(株)、フートンジュウキ有限公司と中国船舶工業集団公司は、今後成長が見込まれる中国の造船事業からの主機関の需要に応えるため、中国上海市において舶用低速ディーゼルエンジンの製造、販売を目的とする合弁会社を設立することについて基本合意し、意向書を締結した。

3社は、今回の合意に基づき、合弁契約の締結、中国中央政府の設立認可を経て、合弁会社を設立し、2007年後半に工場の稼動開始を目指す。

1984年に三井造船とフートン造船所有限公司との間で業務提携が結ばれて以来、双方の友好関係を発展させてきたことが今回の合弁事業の基礎となった。

今後、中国での旺盛な新造船建造に伴う主機関の需要増大に支えられ、この合弁会社が安定した事業を展開できるものと見込んでいる。

また、三井造船は、日本国内に於けるディーゼルエンジンのトップメーカーとして年間400万馬力におよぶディーゼルエンジンの製造をおこなっているが、今回の合弁事業に参画することによる様々なシナジー効果が同社のディーゼルエンジン事業にも大きく寄与することが期待される。

中国船舶工業集団公司は中国に於ける最大の造船企業集団であり、また、フートンジュウキ有限公司は国内市場で60%のシェアーを占める中国最大の船舶用ディーゼルエンジンメーカー。

合弁会社の概要
所在地:中華人民共和国上海市
総投資額:12億人民元
登録資本:4億8000万人民元
出資比率(外資方)三井造船34%、(中方)フートンジュウキ有限公司および中国船舶工業集団公司66%

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