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名鉄運輸/平成17年3月期決算短信(連結)

2005年05月22日/未分類

名鉄運輸(株)の平成17年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

グループの営業収益の柱である小口混載事業をさらに強化し、営業の拡大を図るとともに、大型車両の効率的な運用を図るため、「東京区域事業所(東京都江東区)」「名古屋区域事業所(愛知県小牧市)」「大阪区域事業所(大阪府東大阪市)」を設置し、区域事業の拡大を図った。

また、中部国際空港の開港に伴い、「空港事業所(愛知県常滑市)」を設置し、グループを挙げて中部国際空港に到着する航空貨物の取り込みを図り、効果を上げることができた。

輸送品質の面は、集配委託会社等がグループ社員と同レベルの輸送品質を確保できるよう品質教育を徹底するとともに、全社で品質ルールづくりを行ない、一層の輸送品質の向上に取り組んだ。

費用面は、費用の大半を占める人件費と委託料を一元管理することにより、収益に連動した支出となるよう管理を強化した。

運行業務の改善では、運行代行化をさらに推進するとともに、エコドライブによる燃費の改善や軽荷運行の対策にも取り組んだ。

この結果、当連結会計期間の連結売上高は92,666,375千円(前期比1.2%減)となり、経常利益は950,499千円(前期比53.9%減)、当期純利益として326,995千円(前期比67.0%減)となった。

通期の見通し
騰勢が強まっている原燃料価格の動向や、IT関連分野の生産調整の遅れに加え、国民負担の増加が個人消費の下押し材料となるなど、わが国経済の先行きには不透明なものがある。

運送業界は、このような状況から、物量の減少やそれに起因する運賃値下げ圧力が再び強まるおそれがある。

同社グループは、このような状況に対処して、グループの主力である企業宛貨物を主体とした混載事業へ集中するとともに、北関東も含めた首都圏の戦力強化と営業力強化に取り組みグループ全体の営業の拡大につなげる。

また、営業拠点の拡大や輸送力の増強を図り、さらに輸送品質の向上に取り組むとともに、収入に連動した予算統制を一層強化し、早期に業績の改善を図る。

以上の結果、通期の業績予想は、連結売上高93,500,000千円(前期比0.9%増)、経常利益1,660,000千円(前期比74.6%増)、当期純利益670,000千円(前期比104.9%増)を確保する見込み。

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