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ヤマト運輸/次世代システム導入

2005年05月22日/未分類

ヤマト運輸(株)は6月までに、現在の情報システムを刷新し、お客様により便利で快適なサービスを展開する。

ヤマト運輸では昭和40年代からコンピューター利用を促進し、全国ネットワークのオンライン化・サービスレベルの管理・荷物お問い合せシステムの提供・運行情報管理などに活用してきた。

現在は、平成11年に導入した「5次NEKOシステム」を使用しているが、お客様により便利で快適なサービスを提供するため新システムの「次世代システム」を6月末までに全国の宅急便センターに導入する。

「次世代システム」は、お客様、特に荷物が到着する立場の方の利便性を向上させる同時に、モバイル時代(携帯電話時代)に対応したシステムを構築する。

システム概要は、セールスドライバー(以下SD)の携行端末について、全SDが「PP(ポータブルポス)・プリンタ・携帯電話・ピンパッド(決済用端末)」の4つを携行する。それぞれの端末を結ぶのはブルートゥース(Bluetooth)という通信方法。

全国の宅急便センターに設置するワークステーションでは、メニューをWeb化し、パソコン内にデータを保存しません。情報漏洩等のセキュリティ事故を防止する。

次世代システムが可能にするサービス
(1)軒先自動アップロード
PPで読み取ったデータは、携帯電話の無線経由でほぼリアルタイム(15分ごと)にWebに反映。「荷物お問い合せシステム」の情報が今まで以上に正確になる。
(2)軒先カード決済
ピンパッド(決済用端末)により、軒先での「クレジットカード決済」「デビットカード決済」が可能。
(3)新ご不在連絡票
お届け時にお客様がご不在の場合、ご不在連絡票に2次元コード(QRコード)を印字したシールを貼りつけ、2次元コードに対応したお客様の携帯電話で読み取って頂くと、簡単に再配達受付ページにつながる。

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