伊藤ハム（株）の平成17年3月期決算短信（連結）における物流に関する内容は下記のとおり。
次期の見通し
IHPS（伊藤ハム・プロダクション・システム）と合わせて工場の生産性向上を推進し、コンシューマ商品と同様に業務用商品のシェアアップを図る。
また、原材料の調達から製品に至るまでのプロセス全般での高いレベルの品質の維持・向上を図り、生肉部門は、引き続き新規取引先の獲得による取扱量の拡大を最重要課題とし、自社ブランド牛肉と国内随一の供給量を誇る「黒豚」の拡販を図る。
｢黒豚」にはICカードを利用した履歴管理と生肉ギフトには二次元バーコード（QRコード）を利用した携帯電話によるトレーサビリティシステム（個体履歴情報管理システム）を導入し、インターネット上での情報開示に努める。
生産面は、ことし4月に同社初の惣菜専用工場として六甲アイランド内に生産能力6,500㌧／年の神戸工場を新設した。また、工程国際分業を推進するとともに、国内における調理加工食品の生産体制の最適化を目指し、効率的な生産・物流体制を推進する。
