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大東港運/平成17年3月期決算短信(連結)

2005年05月29日/未分類

大東港運(株)の平成17年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

取扱貨物の量的拡大や販路の拡張等に努力したため、牛肉の取扱は米国産の輸入停止により豪州産等が増加したものの全体的には減少したが、豚肉が牛肉の代替需要による増加、鶏肉が加熱加工品の輸入再開とブラジル産の増加、また水産物・農産品の取扱も増加し、前連結会計年度を上回る取扱量を確保することができた。

この結果、当連結会計年度の連結売上高は前連結会計年度に比較し5億67百万円増(4.3%増)の138億14百万円となった。

一方、外注原価・諸経費等のコスト管理に努めたため、連結経常利益は前連結会計年度に比較し2億33百万円増(63.9%増)の5億99百万円となり、固定資産売却益3億31百万円、貸倒引当金戻入益61百万円、法人税等調整額1億39百万円を計上した結果、連結当期純利益は前連結会計年度に比較し4億28百万円増(199.6%増)の6億42百万円となった。

セグメント別の概況
港湾運送事業および港湾付帯事業
外国貨物のコンテナ運送料収入と港湾施設使用料収入が増加したため、売上高は64億6百万円となり、前連結会計年度に比較し3.9%の増収。陸上運送事業は、トラック運送料収入が増加したため、売上高は23億85百万円となり、前連結会計年度に比較し14.6%の増収。

倉庫業は、保管料収入が減少したため、売上高は28億97百万円となり、前連結会計年度に比較し0.8%の減収。

通関業は、通関件数が増加したため、売上高は16億19百万円となり、前連結会計年度に比較し3.8%の増収。

この結果、港湾運送事業および港湾付帯事業全般の売上高は133億8百万円と前連結会計年度に比較し4.6%の増収となり、営業利益は12億26百万円と前連結会計年度に比較し16.5%の増益となった。

その他事業
構内作業料収入が減少したため、売上高は5億6百万円と前連結会計年度に比較し3.5%の減収となり、営業利益は83百万円と前連結会計年度に比較し9.9%の減益となった。

次期の見通し
冷凍食品の輸入環境におきましては、米国産牛肉の輸入停止が続いておりますが、豪州産等の牛肉や代替需要の豚肉とともに鶏肉・水産物・農産品の輸入量は堅調に推移するものと思われる。

同企業集団といたしましては、積極的に営業活動を続ける一方で、現況に即して中期経営計画の見直しを行い、さらに収益体質の強化を図り、早期復配を目指す。

通期の連結売上高は138億円、連結経常利益は5億20百万円、連結当期純利益は2億20百万円を予想している。

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