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IDC Japan/国内CRM、ERM、SCMソリューションのユーザー動向発表

2005年06月19日/未分類

IDC Japan (株)は、2005年2月に国内のITソリューションユーザーを対象に実施した「ITソリューションに関する調査」の結果を発表した。

これによると、導入済および導入予定企業全体の導入開始時期について、CRM、ERM、SCMすべてのソリューションで2005年導入開始の割合が2004年の割合を上回り、ソリューション需要の回復傾向が見られる。

CRMソリューションは、特にマーケティング分野で積極的な姿勢が見られた。マーケティング分野では、導入開始時期が2004年は9.5%であったのに対して2005年は23.8%と大きな伸びを示している。

しかしながら、導入コストでは、導入済および導入予定に検討中企業も加えた全体で、1,000万円未満の割合が他の分野(SFA、コールセンター)と比較して最も高くなっている。

また、CRMソリューション導入済企業の投資額では、前年より増加すると回答した企業が2005年の42.4%から、2005年には32.4%へと減少し、ERMソリューション、SCMソリューションも同様の傾向にあり、ユーザーの投資金額は減少傾向にあると考えられる。

CRM、ERM、SCMソリューションを導入するユーザー企業は、サービスベンダーの選定にあたって「技術力」を最も重要視しており、アプリケーションを開発する上で、最適なシステム基盤を構築するスキルが求められているものと思われる。

「ソリューションベンダーは、競争力強化のために、ソリューション構築ノウハウの体系化・文書化、新たなテクノロジーソリューションとの融合、新ソリューション定着化への取り組みの3点を考慮すべきである」とIDC Japanのソフトウェアシニアマーケットアナリストである梶田久司は述べている。

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