日本郵船(株)は、2008年よりインドネシアのタングーPSコントラクターズ各社とタングーLNGプロジェクト向け新造LNG船2隻の長期定期傭船契約を締結した。
同共同体はBPベラウ社(BPBerauLtd.)を代表とするタングーLNGプロジェクト・プロダクション・シェアリング・コントラクターズ(The Tangguh Production Sharing Contractors)で、タングーLNGプロジェクトとはインドネシアパプア州の3鉱区(ベラウ鉱区、ウィリアガール鉱区、ムツリ鉱区)で産出する天然ガスを液化し、メキシコや韓国に輸出するもの。
同プロジェクトの天然ガス確認埋蔵量は14.4兆立方フィート(LNG換算では約2億9千万トン)で、LNG生産能力は年間約760万トン量、2008年末より生産を開始する予定。