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ハマキョウレックス/平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2005年07月31日/未分類

(株)ハマキョウレックスの平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。同企業グループの第1四半期は、営業収益190億47百万円(前年同期比198.9%増)、経常利益4億36百万円(同17.3%減)、四半期純利益1億73百万円(同28.3%減)となった。同企業グループは、従来は3PL物流を中心とする物流センター事業が90%以上を占めていたが、当第1四半期では36%まで低下し、貨物自動車運送事業のウエイトが64%へと高まっている。これは、近物レックス(株)と高塚運送(株)を前期子会社化したことに加え、当期より東海乳菓運輸(株)を連結対象としたことによるもの。また、連結子会社の増加に伴い、財政状態も大きく変化している。各セグメント別の営業状況物流センター事業当第1四半期の営業収益は68億37百万円(前年同期比14.9%増)となり、営業利益は5億94百万円(同15.0%増)となった。当第1四半期において3社の物流を新規に受託し、このうちの1社は5月に新規センター(松本)として、1社は6月に既存センター(三好)内にそれぞれ稼動した。残りの1社は、8月稼動(静岡)を目指し準備を進めている。当第1四半期における物流センター数は、前期末比1か所増の41センターとなっており、今期末には50センターとなる見込み。貨物自動車運送事業当第1四半期の営業収益は122億10百万円(前年同期比2812.5%増)となったが、営業損失は1億23百万円(同741.6%減)となった。これは、近物レックスの単体業績が営業収益は114億62百万円だったが、営業損失2億42百万円、経常損失2億94百万円となったことによるもので、この主たる要因は、近物レックスの商号変更に伴う車輌・看板の塗り替え費用等1億80百万円と、原油価格高騰による燃料費用増約80百万円(前年同期比15.0%増)であり、商号変更関連費用は一過性のもの。企業グループでは、「近物レックスの経営改善」をグループ全体の重要な経営課題として捉えており、現在、「和づくり」・「コミュニケーション」をキーワードに具体的な取組みをしている。まず、月1回のハマキョウレックス経営連絡会議に、4月より近物レックスの支店長等管理者が順次交替で参加し、ハマキョウ流の予算管理手法を中心に研修している。また、5月より両社のトップも参加して、毎週土日を利用して各エリア別に勉強会を開催しており、「全員参加の経営」・「日々決算(収支日計表)」等々のハマキョウイズムの浸透を現場レベルで行っている。このエリア別勉強会は、9月中に全エリアを一巡する予定。9月までの和づくり期間を踏まえ、下期より個別具体的な業績回復目標(予算)を近物レックス自身が設定し、その応援をグループ全体で強く押し進め、3年後には営業収益550億円、営業利益22億円を実現し、近物レックスの株式公開を目指す。

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