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エスビーエス/平成17年12月期中間決算短信(連結)

2005年08月28日/未分類

(株)エスビーエスの平成17年12月期中間決算短信(連結)における主な経営方針と経営成績は下記のとおり。経営方針中長期的な会社の経営戦略同社は、今後の郵政の民営化による業界の再編や競争の激化等に対応すべく、同社グループ独自のサービス体制の強化規模の拡大に注力する。特にクライアント企業に対し、包括的にワンストップでフルサービスが提供できるよう、グループ企業の進化と新しいサービスの開発に重点を置いており、「金融」、「情報」、「環境」の新しい事業分野に進出した。今後は、この新分野の企業の競争力を早期に高め、クライアント企業の「経営戦略」から「商品の効率的な管理・配送」「販売支援」「市場調査」「情報インフラの整備」「資産の活用支援」「環境負荷の低減」まで、クライアント企業のベストパートナーとして、今までにない全く新しいワンストップサービスを提供できる企業グループを構築し、SBSグループの存在価値を高める。また、東急ロジスティック(株)等のグループ加入により、連結売上高1,000億円の達成には目途がついた。今後は機能面も充実させ、「物流」分野に限らず、「マーケティング」、「人材」の分野においても積極的にM&A等による事業の充実を図り、更にグループ規模の拡大を進める。会社の対処すべき課題①グループシナジー追求平成16年6月のフーズレックグループ、平成17年1月のダックグループに続き、平成17年6月に東急ロジスティック、日本貨物急送(株)、伊豆貨物急送(株)の3社が新たに同社グループに加わった。これにより、グループ規模は飛躍的に増大し、これまで推進したグループシナジーの追求がより重要なものとなった。現在、グループ各社の営業情報・機能を共有化し、より高い生産性を発揮する仕組み作りを進めている。②情報の共有化グループの情報システムに積極的な投資を行い、グループの拡大に阻害されることなく、今までのようにスピーディーな経営判断ができる環境の整備を進めている。これらのシステムで将来的にグループ内の車両の一元管理も推進し、車両の高回転率や倉庫稼働率の向上等も目指し、シナジーが一層加速されるものと思われる。また、意思決定のスピードアップや業務効率の更なる向上を図るために、来春をめどにグループ各社の本社統合を図り、新しいSBSグループの組織体制の構築も視野に入れている。③新規事業の収益化「マーケティング、物流、人材」に次ぐ新しい事業として「金融」「情報」「環境」をグループ内に立ち上げたが、これらの事業を早急に成長させ、収益力の向上に注力する。また、同社グループ内には、既存の事業を更に進化させたり、新しいアイディアを加え、新規事業を提案・開発する環境がある。今後、他社との差別化を進める上で、この環境を活かし、さらに新しい事業の開発を促進する。経営成績同社グループは、人材部門を中心とするアウトソーシング事業が引き続き堅調に伸びたこと、フーズレック株式会社の業績が通期で寄与したこと、と期首に子会社化したダックが新たに連結業績に取り込まれたことにより、業容は拡大した。その結果、当中間連結会計期間の売上高は33,078百万円(前年同期比133.2%増)、営業利益459百万円(前年同期比48.1%増)、経常利益442百万円(前年同期比63.6%増)、中間純利益228百万円(前年同期比121.4%増)と増収増益を達成することができた。事業のセグメント別の業績(物流事業)新たに連結子会社となった引越サービスのダックの加入とフーズレック(株)の業績が通期で寄与したこと並びに即配事業での競争優位性により売上が順調に伸びたことで当セグメント全体としては売上高25,610百万円(前年同期比251.4%増)、営業利益508百万円(前年同期比214.2%増)を確保することができた。(マーケティング事業)メーリングサービス事業は、昨年10月より日本郵政公社の積極策に伴う価格競争激化、また個人情報保護法の施行に伴うコスト増により取扱数は伸びたものの売上は伸び悩んだ。加えて前年同期のような地域情報調査プロジェクトの受注もなく営業赤字を余儀なくされた。セグメント全体としては、売上高4,688百万円(前年同期比7.7%減)、営業損失51百万円(前年同期比118.2%減)という結果になった。(人材事業)倉庫内の軽作業請負、人材派遣業務ともに需要は根強く、売上は順調に拡大したが、事業拡大のために出店ベースを早めたこと、採用難から募集コストがかさみ収益を圧迫した。その結果、当セグメントの売上高は2,360百万円(前年同期比13.8%増)で増収となったが、営業利益は121百万円(前年同期比8.5%減)となった。通期の見通し通期の我が国経済は、輸出は緩やかながらも増加傾向を辿り、生産もIT関連分野における調整が進むもとで、徐々にではあるが景気は回復していくものと予想される。このような状況下で、事業を取り巻く環境は厳しいものの、東急ロジスティックの業績が下期はフルに寄与することもあり、通期の業績は売上高86,302百万円(前期比91.3%増)、経常利益1,879百万円(前期比183.1%増)、当期純利益1,336百万円(前期比514.2%増)を見込んでいる。

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