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EPCグローバル/初のソフト規格を批准

2005年09月28日/未分類

電子製品コード(EPC)に関する非営利国際標準化機関「GS1」の下部組織である「EPCグローバル」は、EPC技術を使った流通分野の新たなソフトウェア規格について批准した。

この規格はアプリケーション・レベル・イベンツ(ALE)規格と称され、EPCグローバルが関わるものとしては初のソフト規格となる。

ALEは、100社以上の企業が参加するEPCグローバルのソフトウェアのアクショングループ(実行組織)によって開発されたもので、EPCが使用可能なソフトウェア製品が流通過程で収集、管理、移動させるデータを決定づける機能を果たす。

EPCグローバルのクリス・アドコック代表は「(今回の批准により)ICタグやEPC技術の商用化に大きな弾みがついた。ALEは使用権料は不要であり、ビジネスをより効率的にさせるような、EPC情報の選択や収集についての標準的なアプローチの創造を促すことになる」と話している。

ALEは、アクシス(Acsis)、コネクテラ(ConnecTerra)、グローブレンジャー(GlobeRanger)、IBM、プログレス・ソフトウェア、リーバ・システムズ(Reva Systems)などから提供された試作ソフトウェアを基にして制作。ICタグ(RFID)や既存の各種インフラと合体しつつ、EPCの各種技術の前進に寄与することが期待されている。

最近のEPCグローバル関連の規格としては、昨年12月に批准された「UHFジェネレーション2」などがある。(翻訳)

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