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アイログ/製造業特化型新ソリューション発表

2005年10月27日/未分類

アイログ(株)は、製造業、特に工場における生産効率を向上する新ソリューション「ILOG Plant Power Ops」(以下:ILOGPPO)の提供を開始する。

ILOGPPOは、製造業や運輸業に向けた特化型ソリューションであるILOG Power Opsシリーズの最新版で、生産計画と詳細スケジューリングの作成の完全統合を実現した。

ERPシステムやSCMシステムといった既存投資をそのまま活用できるほか、APS(アドバンス・プランニング・スケジューリング)製品市場における革新的な機能を装備している点が特長です、これらにより、最大25パーセントの効率化を図ることができる。

ERPシステムやSCMシステムに備わるスケジューリング・ソリューションのほとんどは、実際の生産工程制約の約80パーセント程度しか対応できていないため、セットアップコストをはじめ、切り替え手順、待機および遅延時間コスト、消耗磨耗などと、加工生産特有の必要条件を含む、多くの重要な課題に対処することがきない。

このように、製造業者の多くがリソースの能力や性能、コストならびに運用上の制約といった問題を抱え、ILOG PPOはこうした問題に対処すべく、残りの20パーセントにも対応できるよう、組み立て型生産と加工処理型生産双方の特徴を反映できる精密なモデルを各種装備した。その中でも最適化モデルは、近年の製造業におけるリソース、生産活動、運用制約条件のすべてに適応している。

これにより、現状に即した最適な計画とスケジュールを作成すでき、加工処理生産を行う製造業向けに、ロット/バッチ計画、洗浄作業、最低貯蔵量、最高貯蔵量、貯蔵タンク消費量追跡に加えて、発散的、収束的、循環的な原料供給フローのすべてをサポートする。

また、既存のSCMソリューションのほとんどは、計画作成機能とスケジューリング機能を包括的に統合することができないことが原因で計画作成部署と製造現場で同期がとれていないケースが多くある。

ILOG PPOは、工場側責任者とサプライチェーン側責任者が製造と供給のそれぞれの工程をきめ細かくモデル化して、各自の運用状況に適合させることで、この問題を解決した。

こうして作成した計画とスケジュールは、同一の情報と条件を利用しているため、自動的に同期される。

生産計画担当者、工場責任者、現場担当者は、ユーザとしてビジネス・ルール管理画面を操作し生産シナリオを作成、比較検討できるほか、what-if分析や、警告メッセージやアラートの定義が可能で、意思決定者にとって不可欠である双方向性かつ柔軟性をサポートする。

ILOGPPOの主な機能

・豊かなモデルを利用できる、統合された生産計画とスケジューリング機能

・インタラクティブ操作のできる計画表示画面:アイログの視覚化技術に基づく計画表示機能を活用し、工場責任者は計画の承認や逸脱業務の管理が可能。
計画作成画面は「ドラッグ・アンド・ドロップ」による編集、ソリューションの部分的な凍結と再計算、取り消し/やりなおし、警告表示、等の機能も装備。

・計画作成とスケジューリングにおけるwhat-if分析およびシナリオ比較:KPIを把握した上に、アイログのBRMS(ビジネス・ルール管理システム)を活用して、シナリオならびにアラートの定義が可能。

・ソリューション生成画面:コスト、サービスレベル、在庫など最適化の進度を多次元表示。

・事前定義コネクタ:SAPおよびオラクル製品のコネクタが設定済み。他システムへのコネクタも順次提供予定。

最適化技術において実績のあるアイログは、上位10社のERP/SCMベンダのうち8社とOEM契約を結び、製品を提供。Global500企業に含まれる製造業160社のうち60社以上が、計画作成およびスケジューリング用のカスタマイズ・システムに組み込まれたアイログの最適化技術を利用している。

問い合わせ
アイログ株式会社
マーケティング&アライアンスマネージャー:ジョエル ゲイ
マーケティング・スペシャリスト:豊原 正也
〒102-0075東京都千代田区三番町24-14YS三番町ビル3F
TEL:03-5211-5770FAX:03-5211-5771Email:info@ilog.co.jp

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