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キムラユニティー(株

2005年10月30日/未分類

キムラユニティー(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループと関係の深い自動車業界では、国内新車販売台数、生産台数ともに順調でしたが、海外生産の増大から輸出台数は低調に推移した。このような環境の中で、グループは、価格競争の激化や需要低迷の影響を受けながらも積極的な拡販活動を展開し、既存顧客の深耕、新規顧客の開拓に努めた。

その結果、当中間連結会計期間の売上高は16,272百万円(前年同期比1.7%増)となった。また、利益面では、販売単価の下落の影響により営業利益が499百万円(前年同期比28.2%減)、経常利益は708百万円(前年同期比5.7%減)となったが、法人税等の減少により中間純利益は344百万円(前年同期比1.3%増)となった。

事業別の状況
物流サービス事業
・包装事業
主要取引先の価格引き下げの影響を受けたが、既存顧客への深耕や新規顧客への拡販に努めたことにより売上高は7,810百万円(前年同期比6.1%増)。
・運送事業
売上高は126百万円(前年同期比20.3%増)。
・格納器具製品事業
国内と国外で積極的な提案型営業を展開し拡販に努めたが、前連結会計年度好調に推移した鉄製格納器具製品の受注が落ち込んだことにより売上高は1,438百万円(前年同期比5.3%減)。

以上の結果、物流サービス事業の売上高は9,375百万円(前年同期比4.3%増)と増収となった。営業利益は売上高は増収となりましたが、販売単価の引き下げによる下落を原価削減等で吸収できず原価率が悪化し374百万円(前年同期比28.1%減)。

自動車サービス事業(省略)

その他事業
・情報サービス事業
主要顧客における情報システム投資計画の変更の影響を受けたものの、自動車メーカーとその関連企業への拡販を積極的に推進し受注が増加したことにより売上高は748百万円(前年同期比9.5%増)。
・人材派遣事業
営業体制の強化を図り、積極的な販売活動と人材募集を展開した結果、売上高は602百万円(前年同期比51.1%増)。

以上の結果、その他事業の売上高は1,350百万円(前年同期比24.8%増)となった。一方、営業利益は、システム開発販売単価の引き下げや人材派遣事業での営業強化、人材の募集や住居整備等による費用増加の影響を受け、微損失となった。

通期の見通し
顧客の価値を実現し、CSナンバーワン経営を実現するため、業態改革をさらに推進し、グループの総力をあげて、お客様の期待を上回る商品、サービスの提供に努めるとともに、受注の拡大と原価の削減に努力する。

この結果、通期の売上高は33,850百万円(前期比0.5%増)を見通している。利益面は販売価格の引下げの影響や北米子会社の受注不足による収益改善の遅れの影響を見込み、営業利益1,200百万円(前期比7.6%減)、を見込んでいる。

一方、海外関連会社が順調に推移し投資利益の増加を予想することから、経常利益は1,430百万円(前期比2.6%増)、当期純利益750百万円(前期比5.4%増)を見通している。

また、期末配当金は普通配当として前期末と同額の1株当たり10円を実施致したいと考えている。これにより、1株当たりの年間配当金は18円になる予定。

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