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山九/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月20日/未分類

山九(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

3PL、3PMなど、引き続き各事業分野の専門性を生かした事業展開を進めると共に、事業拡大に向けた施策を推進している。

当年度よりお客様の事業運営に貢献できる体制作りの強化等として、今までの「物流本部」「機工本部」「営業本部」体制から「ロジスティクス・ソリューション事業本部」「プラント・エンジニアリング事業本部」「ビジネス・ソリューション事業本部」に「技術・開発本部」を加えた体制に改編し、現場力の強化に努め一層のコスト削減を図った。

その結果、当中間連結会計期間は、売上高は1,707億68百万円と前年同期比5.8%の増収、営業利益76億86百万円と23.8%の増益、経常利益は75億52百万円と31.7%の増益、当中間純利益は36億37百万円と217.2%の増益となった。

事業種別の概況
物流事業
中国を中心とした輸出入取引の好調さを背景に、港湾物流作業の増加に加え、鉄鋼、石油精製・石油化学関連のお客様工場構内における物流作業がいずれも増加し、売上高1,038億75百万円と前年同期比4.8%の増収となったものの、営業利益は41億66百万円と5.8%の減益。

これは、将来に向けた人材の確保と育成に関する人件費負担の増、一般物流における燃料費の増加に加え、事業本部の改編に伴う事業本部費用負担が増加したことによるもの。

機工事業
石油精製・石油化学関連各社における大型定期修理工事(SDM)が減少したが、高炉改修の大型工事完工、採算性の良い工事受注、更にお客様工場構内の保全作業が増加、上記理由による機工事業の間接費負担が減少したことなどにより、売上高は573億93百万円と前年同期比7.3%の増収、営業利益は34億93百万円と110.3%の増益。

その他事業
システム開発案件および派遣作業の増加により、売上高は94億98百万円と前年同期比8.8%の増収となったものの、営業損失は1億30百万円となりました。これは、システムソフト開発の不採算案件の受注によるもの。

通期の見通し
お客様のアウトソーシングニーズに応えるべく、3PL、3PMを中心に物流・機工事業の拡大を推進。あわせて、お客様の変化に対しタイムリーかつ機動的に対応するとともに、引き続きコスト競争力の強化、間接経費の削減、有利子負債の削減など、企業体質と収益力の強化を図る。

現時点における通期の連結業績は、売上高3,610億円、経常利益145億円、当期純利益75億円を予想している。

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