LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本ロジテム/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月23日/未分類

日本ロジテム(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

「日本一信頼される企業グループ」を目指し、すべてのステークホルダーの信頼を得るために業績および品質の向上、環境、安全への積極的な取組みを重点課題と捉え、取組んだ。

平成17年4月の組織変更によりグループ会社の管理体制の強化を目的に「関連企業本部」を設置したほか、「品質管理部」を設置し、ISO9000の範囲拡大、ISO14000の水平展開を推進した。

さらに業務改善部門も強化し、配送センターの作業および保管の効率化に取組んだほか、昨年より導入を進めていたデジタル式運行管理機器を9月までに国内のほぼ全ての車両に装着し、エコドライブの推進と安全運転・車両管理の徹底を図った。

グループ会社の再編と事業内容の見直しにも着手し、グループ内で重複していた施工関連業務の集約を目的に当社に「施工センター」を新設し、受注体制の強化を図った。情報処理事業は、グループにおける情報処理部門を一本化し、システム部門を強化して高度な情報システム提案を行う体制作りを推進している。

また、連結子会社で行った自動車解体整備事業から撤退し、自動車整備等をアウトソーシングすることにより、貨物自動車、荷役機器等の整備コストの低減に努めた。

海外では、外国投資が堅調なベトナムにおいて、日系企業の進出や生産量増加に対応するため車両ならびに倉庫の増強に努めた。

しかし、固定資産の売却、不採算子会社の解散の決定に伴う特別損失を計上し、当中間期は純損失の計上となった。

以上の結果、当中間連結会計期間の営業収益は、160億44百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は4億58百万円(同166.9%増)、経常利益は4億17百万円(同196.7%増)となった。中間純損失は、96百万円(前中間連結会計期間は中間純利益16百万円)。

事業の種類別セグメントの業績
貨物自動車運送事業
石油価格高騰の影響からコスト増加要因がありましたが、既存得意先との取引拡大や新規取引先との業務開始等による貨物取扱量増加、デジタル式運行管理機器の導入によるコスト削減策を図った。その結果、営業収益は75億10百万円(前年同期比6.4%増)となり、営業利益は4億89百万円(前年同期比3.3%増)。

配送センター事業
前連結会計年度の後半に連結子会社において不採算拠点の統廃合を行ったことから営業収益は減少したが、倉庫の稼働率の向上、拠点再編による固定費を削減したことに加え、物流ABC(活動基準原価計算)の手法を活かして配送センター内の作業効率の向上を図った。

また、前期まで営業所の一部門としていた施工部門を独立したことにより、その収入をその他事業としてセグメント変更したしたことから営業収益は若干減少した。

その結果、営業収益は48億86百万円(前年同期比2.4%減)となり、営業利益は5億80百万円(前年同期比82.6%増)。

その他事業
得意先工場内の業務請負の拡大や当社グループの施工関連業務の統合を図り、施工業務の拡充に取組んだが、連結子会社における拠点の統廃合に伴い港湾関連業務を縮小したことから、営業収益は36億48百万円(前年同期比2.7%減)となり営業利益は5億26百万円(前年同期比25.3%増)。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース