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タカセ/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月27日/未分類

タカセ(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

「グループ経営の強化」を重要課題に掲げ、グループ各社がそれぞれの事業分野や地域において競争力を高め、収益力向上を果たすことを目指して、効率化に努めた。

全般的に収受料金の低下の動きが依然持続しこれに影響されていることや、一部顧客の取扱量が減少したこと等によるマイナス要因があったが、音楽映像商品取扱業務においてDVDのヒット作に恵まれたこと、国内物流事業で前期末および当期初に新規獲得した顧客の取扱量が順調であったこと、有力
音響機器メーカー顧客における国内および輸出入の取扱が増加したこと、国際物流事業で輸出の回復が見られたこと等によって、グループの営業収益は前年同期と比較して3.1%増の64億74百万円を計上した。

営業費用は、一部作業部門において取扱急増に対し対応不十分で人員投入量が増え作業効率が低下したこと、運送事業分野で燃料費が上昇したほか、配送網再編による一時費用発生を見たことのマイナス要因があったが、全体として操業度改善効果があり、作業の標準化による人員の適正化にも努めた結果、前年同期と比較して原価率が改善し、当社グループの営業利益は前年同期と比較して13.6%増の2億86百万円となり、経常利益は前年同期と比較して19.2%増の2億71百万円、税金等調整前中間
純利益は前年同期と比較して16.2%増の2億70百万円となった。

以上の結果、グループの中間純利益は前年同期と比較して12.3%増の1億55百万円となった。

国際-国内物流を一貫しての輸出品に関するすべての物流収入を輸出物流部門とし、国内での保管・配送を含む輸入品に関するすべての物流収入を輸入物流部門、国内生産品の国内での物流業務の収入を国内物流部門として、それぞれ営業収益を計上している。

輸出物流部門の営業収益は、中国進出企業の工場設備輸送や香港などアジア向け輸出が増加して、3億98百万円と前年同期に比較して12.4%の増収。

輸入物流部門は、営業収益は14億53百万円となって、前年同期に比較して9.6%の減収。

この背景として、同社固有の事情のほか、為替が円安になっていること、輸入貨物が物流業者倉庫に入ることなく港から顧客に直接配送されるケースが増えていること等の環境変化が考えられる。

国内物流部門は、グループが主力とする音楽映像分野において、ネット配信の影響などで音楽産業全体の市場規模の縮小が続いている。

そのなかで映像商品において新規獲得業務とヒット作に恵まれたことにも助けられて、同分野の取扱数量は堅調だった。

また、音楽映像分野以外では、有力メーカー顧客の音響製品、機械工具関係商品などの取扱が伸びている。

以上のような結果、国内物流部門の営業収益は、前年同期に比較して7.1%増収となる45億99百万円になった。

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