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アルプス物流/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月10日/未分類

(株)アルプス物流の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは引き続き損益分岐点管理など収益管理の徹底やシステム運用力の強化による事業運営の効率化を推進するとともに、グローバルな物流体制の整備拡大など事業基盤の強化を図った。

ことし4月には顧客の航空貨物ニーズの増大に対応するため、成田地区に新倉庫を竣工し、営業を開始した。

国内外の航空貨物の多機能物流拠点として、航空貨物事業の拡大を進め、昨年10月にスタートしたTDK物流(株)との合併も、運送事業の合理化や間接費用の削減等を中心に統合効果の捻出に努めるとともに、合併により強化した営業ネットワークを活用した拡販活動を進めた。

事業の種類別セグメントの概況
国内物流事業は、電子部品物流分野で、年初からのIT関連の在庫調整による生産の伸び悩みを受け、厳しい状況が続いた。このような中、同社は顧客ニーズに対応した拡販活動を進めた。

前年同期との比較では、昨年10月のTDK物流との合併に伴う運送・保管業務の売上増が加わっている。

また、消費物流分野を担う(株)流通サービスは、顧客の物流改革、アウトソーシング・ニーズに対応した拡販活動を進め、個配・流通加工業務を中心に受託量を増やした。

この結果、当セグメントの売上高は17,213百万円(前年同期比22.2%増)、営業利益は1,518百万円(同13.8%増)となった。

国際物流事業は、顧客のグローバルな物流ニーズが高まる中、フォワーディング事業の強化を図るとともに、成田営業拠点の開設等グローバルな物流ネットワークの拡大、拡販活動を進め、受託貨物量を増やした。

しかし、利益面では物流業者間の競争の激化、原油価格の高騰等の影響を受け、厳しい状況を余儀なくされた。

この結果、当セグメントの売上高は6,037百万円(前年同期比20.5%増)、営業利益は881百万円(同3.3%減)となった。

商品販売事業は、顧客の海外生産シフトによる資材の現地調達化の影響を受け、国内需要は減少したが、国内外で顧客ニーズに対応した拡販活動を進めた結果、中国を中心に売上を伸ばした。

この結果、当セグメントの売上高は3,650百万円(前年同期比ll.4%増)、営業利益は128百万円(同6.2%増)。

以上により、当中間期の連結業績は売上高が26,901百万円(前年同期比4,522百万円、20.2%増)となり、営業利益は2,528百万円(同162百万円、6.8%増)、経常利益は2,519百万円(同160百万円、6.8%増)、中間純利益は1,268百万円(同42百万円、3.3%減)となった。

通期の見通し
引き続き国内外の物流体制の整備拡大を進めるとともに、専門物流分野で顧客ニーズに適した高品質な物流サービスを提供し、拡販活動を進めていく。

現時点における平成18年3月期の連結業績見通しは、下記を予想している。
売上高54,000百万円(前期比11.1%増)
営業利益5,180百万円(前期比6.5%増)
経常利益5,120百万円(前期比7.9%増)
当期純利益2,610百万円(前期比1.3%増)

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