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アルプス物流/9月中間期、国内・国際物流減益

2007年11月08日/決算

(株)アルプス物流の平成20年3月期中間決算の経営成績は、売上高で30,842百万円(前年同期比3.5%増)となり、営業利益は2,615百万円(7.4%減)、経常利益2,661百万円(8.7%減)、中間純利益1,495百万円(5.9%減)となった。

国内物流事業では、電子部品物流分野で、顧客の貨物の直送化など顧客の物流合理化が進む中、メーカー各社の増産体制が整ったことによる特便対応の減少などもあり、運送事業を中心に若干の減収となった。

消費物流分野の(株)流通サービスは、顧客の物流ニーズに対応した拡販活動によって、生協関連の個配業務を中心に売上を拡大したが、利益面は、人手不足に伴う労務コストの上昇、燃料費の高止まりなどの影響を受け、減益となった。

国際物流事業は、中国、欧州などで新拠点を開設するなど、引き続きグローバルな拠点・ネットワークの拡充を進め、海外を中心に拡販を図ったが、日本発を中心に航空輸送から海上輸送へのシフトが進むなど受託価格の低下も加わり、売上高は6,971百万円(0.6%減)、営業利益950百万円(8.4%減)となった。

一方、商品販売事業は、顧客の海外生産における資材の現地調達化が進む中、顧客ニーズに対応した拡販活動を図り、特に中国で売上を伸ばし、売上高は4,450百万円(9.0%増)、営業利益は141百万円(5.4%増)となった。

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