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サンリツ/平成18年3月期決算短信

2006年05月02日/未分類

(株)サンリツの平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記の通り。

同社グループの取扱製品では、移動体通信機器は横這いであったものの、医療機器、精密部品等の3PL事業と、工作機械、電子部品関連の国際物流事業が順調に拡大したほか、無線通信機器や硝子関連製品、精密機器の取扱いも堅調に推移したことに加え、新規子会社を連結したことにより、当連結会計年度の業績は、売上高147億16百万円(前期比26.3%増)となった。

経常利益は、8億24百万円(23.1%増)、当期純利益4億64百万円(前年同期比41.0%増)となっ。

事業の種類別
梱包事業部門
移動体通信機器は、顧客内製化の影響を受け低迷が続いたが、医療機器、精密部品等の3PL事業が順調に推移したほか、無線通信機器、工作機械と自動車販売店用硝子の取扱いも増加した。

また、新規連結子会社の取扱製品を使用する精密機器業界は、国内生産が減少したものの、中国(含香港)を中心として好調に推移し、それを受けグループの事業も順調に推移した。

この結果、当該部門の業績は、売上高99億85百万円(42.6%増)、営業利益9億32百万円(36.1%増)となった。

運輸事業部門
板硝子関連製品の取扱量の減少を、梱包事業部門の事業活動、特に3PL事業に係る取扱増加でカバーした結果、売上高は微増。利益面は、傭車料及び燃料費の増加等の発生により減少した。

この結果、当該部門の業績は、売上高28億83百万円(2.4%増)、営業利益92百万円(37.1%減)。

倉庫事業部門
原価面では、下期に竣工した成田地区において3棟目となる倉庫の減価償却費等が増加したものの、既存の航空貨物関連施設と内陸部施設の受注に努めた結果、売上高14億46百万円(0.5%増)、営業利益2億48百万円(0.1%増)ともに微増。

賃貸ビル事業部門(省略)

次期の見通し
次期を中期経営計画「Build3UP」(3か年計画)の総仕上げの年度と位置付け、特に3PL事業と国際物流事業をコア事業として確立し、さらに拡大を図っていくとともに、新規連結子会社(新英産業(株)とその子会社4社)は、深セン市に新英香港有限公司の全額出資の子会社を新たに設立し、事業展開の迅速化、効率化と業容の拡大を図り、グループ全体のシナジー効果を高めていく。

また、業務オペレーションは、ISO9001品質マネジメントシステムの全社定着化の促進、ISO14001環境マネジメントシステムによる環境保全への対応を継続し、顧客サービス品質の向上に努める他、外注・購買管理機能を強化し、ローコストオペレーションの追求をグループ全体で図っていく。

なお、次期の業績は、連結売上高163億円、経常利益8億50百万円、当期純利益4億80百万円を予想している。

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