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安田倉庫/平成18年3月期決算短信

2006年05月15日/未分類

安田倉庫(株)の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

物流事業部門では、物流アウトソーシングニーズを積極的に開拓する営業を展開するとともに設備増強を行い、収益増加に努めた。

この結果、営業収益は前期比1,741百万円増(6.7%増)の27,856百万円、営業利益は前期比120百万円増(4.2%増)の2,968百万円、経常利益は前期比160百万円増(6.0%増)の2,848百万円となった。

当期純利益は、横浜駅西口地区の所有地の一部売却により、415百万円の特別利益があったが、北海道の連結子会社である北海安田倉庫(株)が出資する第三セクター方式の共同事業会社の再編・整理により引当金等を計上し特別損失385百万円が発生したことと守屋町営業所における老朽施設の建替に伴い特別損失123百万円が発生したこと等により、前期比56百万円減(3.6%減)の1,514百万円となった。

セグメント別の概況
物流事業
新規開拓専門の営業部を設置し物流アウトソーシング業務の一括受託に注力するとともに、既存の顧客との取引拡大に努めた。保管料・倉庫作業料は柏、大黒の両営業所の施設増強と一部の取扱品目の増加により堅調に推移した。

また取扱貨物の増加により陸運料、国際貨物取扱料が増加した。この結果、物流事業部門全体の営業収益は前期比1,634百万円増(7.8%増)の22,544百万円となり、営業利益は前期比120百万円増(5.2%増)の2,423百万円となった。

不動産事業(省略)

次期の見通し
物流事業部門は、当連結会計年度に竣工した柏営業所及び大黒営業所における増強施設を安定稼働させるほか、芙蓉エアカーゴ(株)と中国のグループ拠点等を活用し、海外を含めた一括した物流受託の新規案件を増加させるべく活動する。

既存取引先は、多様なニーズを把握し積極的に対応することにより収益拡大に努め、(株)中央倉庫との業務提携を推進し、提供サービスの拡大及び業務の効率化を図る。

次期の業績見通しは、営業収益30,000百万円(7.7%増)、営業利益3,100百万円(4.4%増)、経常利益3,000百万円(5.3%増)、当期純利益1,700百万円(12.2%増)。

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