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商船三井/平成18年3月期決算短信

2006年05月15日/未分類

(株)商船三井の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記の通り。

原油価格及び船舶燃料油価格は、上下しつつも高いレベルで推移し、前期と比べ大幅な損益
圧迫要因で、為替は、前期より円安で推移し、損益改善要因となった。

海運市況は、コンテナ船の運賃市況が、特に欧州航路にて12月以降大きく低下した。前期に歴史的高値をつけたドライバルク船市況は、当期は夏場に向けて調整局面もあったが、その後は堅調に推移した。

タンカー市況は、原油船、石油製品船とも上下しつつも概ね堅調に推移した。

主力の外航海運業は、いずれの部門も燃料費の増加が損益圧迫要因となったが、市況環境の違いにより部門ごとの損益状況に差が生じた。

ンテナ船事業は、荷動きは好調で、大型船投入や新規航路の開設も寄与し、また円安の影響もあり増収となったが、燃料費、ターミナル荷役費、内陸鉄道費用などの増加に加え、欧州航路の運賃率低下もあり、減益となった。

一方、不定期専用船事業は、ドライバルク船市況が一時的に軟化したものの、好調な石油製品船市況が補完したほか、各種専用船による長期契約に基づく安定収益が期を通して業績を下支えし、大型新造船の投入と相まって増益。

さらに、ロジスティクス事業や関連事業など外航海運業以外の事業においても、取扱量の増加や効率化により業績は順調に推移し、関連事業部門において、平成16年10月に子会社化したダイビル(株)が安定収益に大きく寄与した。

当期の連結売上高は前期比16.5%増の1兆3,667億円、連結営業利益は0.7%増の1,729億円、連結経常利益は0.9%増の1,765億円、連結当期純利益は同15.7%増の1,137億円と、前期比で増収増益となった。

次期の業績は、連結売上高1兆4,800億円、連結営業利益1,550億円、連結経常利益1,600億円、連結当期純利益1,050億円を予想している。

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