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オーナミ/陸運・海運の市場環境悪化で営業利益74%減

2010年01月29日/3PL・物流企業

オーナミが1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は62億2800万円(前年同期比21.2%減)、営業利益1億600万円(74.2%減)、経常利益1億1000万円(72.4%減)、当期利益6300万円(69.6%減)となった。

第3四半期の倉庫業、港湾荷役業は、プラント機器類の水切り横持作業、各種照明塔やクレーンの据付作業を受注するなどの努力を行ったが、鋼管、厚板、ステンレス線材などの入庫量が減少したほか、大型機器類の据付作業なども減少。売上高は24億8200万円(23.2%減)となった。

陸運業は、北関東地区の新規顧客の獲得で真空バルブや建設機械の加工品の輸送を受注したが、製造業の生産調整による陸運業界全体の市場縮小など、受注環境が悪化し売上高は16億6600万円(12.3%減)となった。

海運業は、2船の自社船を活用したが、海運業界全体の市場縮小により、限られた荷物を海運会社同士での競争が激化したため、売上高は16億3200万円(21.8%減)となった。

梱包業は、自動車向けプレス機器輸出梱包、若狭梱包センターでの研磨機用定盤の梱包作業が減少し、売上高は2億4200万円(27.8%減)となった。

通期は売上高91億円(13.6%減)、営業利益2億6000万円(49.1%減)、経常利益2億3000万円(54.2%減)、当期利益1億2000万円(57.5%減)を見込んでいる。

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