LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

澁澤倉庫/平成18年3月期決算短信

2006年05月19日/未分類

澁澤倉庫(株)は、平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

物流事業は、平成17年12月より「物流総合効率化法」の認定を受けた千葉支店京葉配送営業所千葉北第二倉庫を稼働させ、配送センター業務の強化をはかった。

また、輸出入貨物取扱いの増大および国際一貫輸送体制の強化も、海外拠点や提携代理店との連携をはかり、営業活動を積極的に進めて業務拡大に取り組むとともに、モーダルシフトの促進など同社グループの特色を活かした営業活動を展開した。

当期の営業収益は540億6千5百万円(前期比2.0%増)、営業利益は「澁澤シティプレイス永代」の開業に係る一時費用が解消したことや、減価償却費の負担が軽減したこともあり、23億5千6百万円(30.9%増)、経常利益は22億3千8百万円(48.7%増)となった。

また、固定資産売却益等により1億1千万円の特別利益を計上する一方、当期より適用した「固定資産の減損に係る会計基準」による減損損失等により、40億2千2百万円の特別損失を計上したため、当期純損益は26億6千万円の損失となった。

セグメント別の概況
物流事業
倉庫業務は、保管残高はほぼ前期並に推移したが、家電製品や食品類など生活関連商品の荷動きが活発だったことに加え、流通加工業務の取扱いも堅調であったことにより、保管料、荷役料ともに増加し、営業収益は前期比4.9%の増収となった。

港湾運送業務は、輸出入貨物の取扱い増大に注力した結果、取扱量が輸出入ともに増加したことに加え、在来船における船内荷役業務も好調に推移したことにより、営業収益は前期比2.0%の増収。

陸上運送業務は、主力貨物である食品類などの消費財や新規受命した原材料の輸配送業務が堅調な取扱いとなったことに加え、フェリー輸送などが好調に推移し、引越業務も堅調であったことから営業収益は前期比0.8%の増収。

国際輸送業務は、航空貨物の取扱いは輸出入ともに堅調に推移した。海上貨物もアジア向け国際一貫輸送が好調を維持したことに加え、輸入貨物も取扱いが増加したため、営業収益は前期比15.2%の増収。

この結果、物流事業全体の営業収益は478億2千2百万円(2.1%増)となった。

不動産事業、その他事業(省略)

次期の連結業績見通しが、平成17年12月に稼働した千葉北第二倉庫が通期寄与するほか、物流諸施策の効果も期待できることから、営業収益は555億円、営業利益は25億円および経常利益は23億円、当期純利益は11億8千万円を予測している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース