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オーナミ/梱包業がけん引し売上高28%増

2008年11月11日/決算

オーナミが11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は52億1800万円(前期比28.1%増)、営業利益2億2400万円(3.4%減)、経常利益2億1900万円(5.7%増)、当期利益1億1300万円(16.3%減)と大幅増収を記録した。

事業別の概況は、倉庫業、港湾荷役作業は、製造業向けの鉄鋼需要の安に支えられ、厚板などの荷役保管作業が順調に推移。堺事業所6号倉庫の保管能力アップや造船加工会社からの場内作業が好調だったため、売上高は20億6500万円(1.3%増)と微増となった。陸運業は、発電所向け各種部材、各種鉄構製品等の輸送の受注や新規顧客開拓などに注力したが、燃料価格高騰や受注相手のコンプライアンス規制強化などが影響し、12億6700万円(2.1%減)と減少した。

海運業は、モーダルシフト化の影響や、プラント機器類の大型貨物輸送が引続き好調。14億1500万円(2.9%増)となった。梱包業は、舞鶴事業所若狭梱包センターの本格稼動、堺事業所の大型プレス機器、船舶用エンジン部品などの受注増で2億2600万円(9.9%増)と増加した。商品の販売収入などその他事業は2億4300万円(51.7%増)と最も好業績だった。

通期は若干の予低迷を見込んでいる。予測売上高は100億円(3.1%減)、営業利益4億2000円(9.8%減)、経常利益3億7000万円(9.9%減)、当期利益1億9000万円(26.0%減)と減収減益となる見通し。

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