ウォルマート・ストアーズの今年第1四半期(2-4月)の純収入は、前年同期比12.3%増の796億1300万ドルだった。純益は同6.3%増の26億1500万ドルとなり、1株当たり利益は0.58ドルから0.63ドルに伸びた。
米国内の既存店売上高は3.8%増。店舗形態の内訳は「ウォルマート」が3.8%増、「サムズ・クラブ」が4.3%増だった。
国際部門の売上高は22.9%増となった。同社は売上げ増の要因として、日本の西友への増資(現在53%所有)、中米のCARHCOの過半数株式取得を含む買収・増資戦略の効果を挙げている。
同社のリー・スコット社長兼CEOは「好調な業績は、売上増大、コスト削減、在庫管理の徹底によって引き出された」としている。(翻訳)