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ウォルマート/韓国事業売却

2006年05月24日/未分類

ウォルマート・ストアーズは23日までに、韓国での小売事業について、韓国小売大手Shinsegae(シンセゲ、新世界)に売却することで合意に達した。売却額は8250億ウォン(8憶8200万ドル)。

新世界は1930年、日本の三越の京城(現在のソウル)支店として創業した老舗百貨店・小売グループで、スーパー「イーマート(E-Mart)」を79店舗、韓国内で展開。今回の売買によりウォルマートの16店舗を引き継ぎ、店名をイーマートに改称する。

ウォルマート・ストアーズのマイク・デューク副会長は「当社の成長戦略に照らして検討した結果、韓国での現在の経営環境では、当社が望んでいた規模に達することは困難だと判断した。韓国のマーケットリーダーへの事業売却は、従業員、顧客、株主にとって最善の選択だったと信じている」と説明した。

ウォルマートがソウル市内に持つ国際調達担当オフィスは今後も継続。英国、米国、メキシコをはじめ世界各国の小売店舗で、衣料品や玩具を含む韓国製品の販売を続けるという。

今回の売買契約は、韓国公正取引委員会の認可を経て成立する見込み。(翻訳)

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