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川西倉庫/平成18年3月期決算短信

2006年05月29日/未分類

川西倉庫(株)の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

同社は積極的な営業活動を展開するとともに、より一層のお客様満足度の向上をめざして、品質サービス強化のための施設充実や物流効率化を目的とする諸施設の改修を実施してきた。

この結果、営業収益は23,696百万円(前期比4.6%増)、経常利益は772百万円(12.4%増)、当期純利益は280百万円となった。

倉庫業
普通倉庫業務は、下半期に顧客の在庫圧縮により貨物取扱い量および保管残高が伸び悩んだものの、上半期において貨物取扱い量が好調に推移したことから通期での部門営業収益は増加した。

冷蔵倉庫業務は、上半期は畜肉類の輸入セーフガード規制等がなくなり貨物量は好調に推移したものの、第4四半期から豚肉の取り扱いを止めたことからその影響を受けた。この結果、営業収益は9,049百万円(3.4%増)。

港湾運送業
ターミナル業務において取扱船舶数が増加し船内荷役業務が堅調に推移したが、輸出船積み業務が減少した。この結果、営業収益は2,744百万円(1.4%減)。

貨物運送取扱業
直納コンテナの取扱いが好調に推移したが、収受料金の低下等の影響があり、部門収益は微減した。営業収益は5,956百万円(0.7%減)。

その他の物流業
国際業務は、中国関連のNVOCC(国際複合一貫輸送)業務および北米からの冷凍貨物の取扱いが好調であったこと、また、三国間輸送や輸出入海貨業務も貢献し、増収となった。

流通加工業務は、コーヒー豆や輸入豆類の選別作業が好調に推移した。また、食料加工品のセット組みや検品作業が順調で、業務収入は増加した。手続業務は、輸入および輸出通関の件数がほぼ横ばいに推移したが、業務収入は微減。この結果、営業収益は5,881百万円(17.6%増)。

その他事業
パレットやコンテナ販売が低調に推移したことにより、営業収益は64百万円(41.1%減)。

19年3月期の見通し
顧客の物流ニーズに柔軟かつ的確に対応できる物流システムを構築し、業績の向上と安定に注力するが、引続き厳しい状況が見込まれまるので、翌期の連結業績は、営業収益は22,500百万円(5.0%減)、経常利益は400百万円(48.2%減)、当期純利益につきましては別途、特別利益1,400百万円を予想しているので、1,050百万円(273.9%増)を予想している。

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