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郵船航空サービス/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2006年08月07日/未分類

郵船航空サービス(株)の/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記の通り。

当第1四半期の同社グループの貨物取扱いは、IT関連品の世界的な在庫調整が一巡したことを受け、アジアを中心として航空及び海上輸送の需要が堅調に推移した。

特に、トリノ五輪やワールドカップサッカーと言った世界的なスポーツイベントにより消費が刺激された薄型テレビやDVDレコーダーなどのデジタル家電とそれらの関連部品の荷動きが各地で活発化した。

自動車関連部品や車載用電子部品も欧米向けに輸送需要が喚起され、アジア域内での部品・部材の荷況も堅調で総じて前年同期を上回る取扱い実績を残すことができた。

燃油サーチャージの高止まりにより輸送コストの上昇は続いているが、グループを挙げて販売拡大を図る一方、原価低減と費用抑制に努め、またULD輸送の推進やゲートウェイ機能の強化などにより輸送品質と輸送効率の向上に努めた。

その結果、当社グループの第1四半期連結業績は、営業収益44,00百万円(前年同期比17.1%増)、営業利益2,758百万円(55.1%増)、経常利益2,992百万円(55.3%増)、純利益1,727百万円(44.0%増)となった。

所在地別セグメントの状況
日本
貨物運送事業は、航空輸出はハイテク・電子部品がアジア向けを中心に増加した。
薄型テレビやデジタル関連部品および自動車・航空機部品が欧米向け出荷に支えられ総じて堅調に推移した。航空輸入は、北米の天候不順によるアメリカンチェリーの不作を受けて生鮮品の取扱い実績が減少したが、半導体関連及び医療機器の輸入取扱いが順調な伸びを示した。

北米
航空輸送では航空機及び自動車関連部品、デジタル関連部品が輸出入で堅調であったほか、食品関連の日本向け出荷が輸出取扱い実績を牽引しました。また、海上貨物の輸入取扱いのほか、マイアミ経由の中南米向け転送手配や米墨トラック輸送など米州域内輸送においても順調に取扱い実績を伸ばした結果、営業収益は4,119百万円(15.3%増)、営業利益は217百万円(32.9%増)となった。

欧州
主にアジアからの自動車関連部品や薄型テレビをはじめとするデジタル家電や関連部品、事務機器の航空輸入が順調に伸び、欧州の各ゲートウェイを起点とする欧州域内転送サービスが好調に推移した。

海上貨物も、自動車関連部品やデジタル家電、FA機器の堅調な荷動きに支えられ取扱いが増加した。その結果、営業収益は4,095百万円(6.7%増)、営業利益は303百万円(40.3%増)。

東アジア
デジタル関連機器、通信機器、自動車関連の航空輸出取扱いが好調で、なかでも香港や上海から欧米への出荷が大幅に増加した。

航空輸入は、中国や韓国においてデジタル関連機器や、電子部品・半導体関連が好調な取扱いとなった。海上貨物は、中国でのオーディオ部品関連をはじめ輸出入ともに好調に推移した。その結果、営業収益は8,883百万円(34.1%増)、営業利益は567百万円(82.2%増)。

南アジア・オセアニア
航空輸出では、昨年来のIT関連の需要回復により電子部品・半導体関連の荷動きが活発になり、自動車関連部品とデジタル関連機器の出荷も好調に推移した。

また薄型テレビや通信端末の関連部品の欧州向け出荷が増加し、欧州地域での輸入拡大にも大きく貢献した。海上貨物は、自動車関連部品の輸出入が好調であったほか、アセアン域内での輸送も大きく増加した。

新たに連結法人となったフィリピン法人の順調な業績も手伝って、営業収益は6,158百万円(66.5%増)、営業利益は347百万円(84.4%増)と大幅な増収増益となった。

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