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ハマキョウレックス/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2006年08月07日/未分類

(株)ハマキョウレックスの平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記の通り。

同企業グループの第1四半期は、営業収益199億37百万円(前年同期比4.7%増)、経常利益5億11百万円(17.2%増)、四半期純利益2億79百万円(60.8%増)と、いずれも過去最高となっている。

当期より、近物レックス(株)の子会社4社(都運輸(株)、三重近物通運(株)、(株)三近物流、(株)三近サービス)を新たに連結対象となっている。

各セグメント別の営業状況
物流センター事業
営業収益は76億円(11.2%増)となり、営業利益は6億37百万円(7.3%増)。2社の物流を新規に受託し、このうちの1社は4月に既存センター(成田)内に稼働した。残りの1社と前期までに受託した3社は、現在稼働準備を進めている。新規稼働は、9月に1社、10月に3社を予定している。

貨物自動車運送事業
営業収益は123億37百万円(1.0%増)、営業損失は1億21百万円となり、前年同期比1百万円の営業利益増加となった。

荷量に応じた適正費用の予算強化に努め、運行幹線費用を1億57百万円(19.3%減)削減することができたが、原油価格高騰の動きは止まらず、燃料費用が1億35百万円(18.2%増)、また海運燃料価格変動調整金が38百万円それぞれ増加し、損益を圧迫している。

第2四半期においても引き続き厳しい経営環境ではあるが、近物レックスの主力である東京支店が回復基調にあり、また4月・5月にそれぞれオープンした厚木センター・さいたま支店のフル稼働により、損益は改善する見込み。

近物レックスにおける「全員参加」による業務改善への取組みは以下のとおり。
・各店所にて管理職を含めた店所員が全員参加で増収策を打出し、本社営業本部による営業活動の進捗管理により、全員共通認識のもと既存荷主拡大と新規獲得に向けた活動を行っていく。
・ハマキョウグループでのシナジー効果をより増大させるため、エリア別に営業戦略勉強会を順次実施。
・収支計画に対する本社ヒアリングを充実させるため、新たに成績不振店所長を同席させ、現場での問題点の吸い上げ、収支の分析と対策を現場と本社が一体となり、業務改善を実施。
・日々管理によって、更なる自社便の積載効率向上を目指し、利用運送料の削減に取組む。
・有料道路使用の見直しを行い、運行費の削減を計画実施。
・品質管理を行う部署を新たに設置し、輸送品質強化への取組む。

同企業グループは、「近物レックスの経営改善」をグループ全体の重要な経営課題として捉えており、「全員参加・コミュニケーション」をキーワードに、具体的な改善をグループ全体で強く押し進め、平成21年3月期における営業収益経常利益率を、連結で6%以上、単体で8%以上を目指す。

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