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近鉄エクスプレス/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2006年08月10日/未分類

(株)近鉄エクスプレスの平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は、下記のとおり。

貨物取扱い物量は、堅調な世界経済を背景として、日本発の航空輸送を中心に増加した。輸出航空貨物重量は前年同期に比べ7.8%増、輸入航空貨物件数は同7.5%増。また、海上貨物輸送は、輸出物量容積ベースで前年同期比10.0%増、輸入物量でも同16.2%増となり、順調に推移した。

日本
日本発の航空輸出貨物は、北米向けのデジタル家電品の取扱いが減少したが、欧州向けの自動車関連品とアジア向けの電子部品・半導体等の取扱いが順調に増加したため、重量は前年同期比9.5%増となった。

一方、航空輸入貨物は通信機器関連品等の荷動きがやや低調となり、取扱い件数は前年同期比2.1%減。海上輸出貨物では設備輸送の取扱いが順調に推移した他、各種生産用機械、電子部品を中心とした荷動きが活発となった。

海上輸入貨物では、量販店向けの家電製品やパソコン周辺機器、自動車関連品等の取扱いが増加した。容積ベースでの取扱い物量は、輸出が前年同期比4.0%増、輸入で同8.1%増。この結果、国内関係会社を含めた日本の営業収入は31,689百万円となり前年同期比5.7%増となった。

米州
米国発の航空輸出貨物が半導体製造装置関連品の需要回復を受け順調な荷動きとなり、取扱い重量は前年同期比7.3%増。航空輸入貨物は自動車関連品、デジタル家電品等が堅調に推移し、取扱い件数で前年同期比5.7%増となりました。これにより米州全体の営業収入は9,739百万円となり前年同期比19.2%増。

欧州・アフリカ
航空輸出貨物が通信機器関連品や自動車関連品等の荷動きが好調に推移し、取扱い重量は前年同期比19.3%増。また、航空輸入貨物は自動車関連品やドイツ経由の中・東欧向けデジタル家電品の部品、部材等の物量も順調に拡大し、取扱い件数は前年同期比9.2%増。この結果、欧州・アフリカ全体の営業収入は5,791百万円となり前年同期比16.1%増となった。

東アジア・オセアニア
前年同期に活発であった香港発北米向けゲーム機器の出荷の減少や、中国発パソコン関連品の荷動きの減速もあり、航空輸出貨物の取扱い重量は前年同期比2.5%減。

航空輸入貨物は、期を通じて電子部品・半導体を中心に活発な荷動きが見られ、取扱い件数は前年同期比15.4%増となり、東アジア・オセアニア全体の営業収入は17,909百万円となり前年同期比20.2%増。

東南アジア・中近東
シンガポール、マレーシアを中心に、北米向けデジタル家電品やアジア域内でのオフィス機器の取扱いが堅調に推移し、航空輸出貨物で取扱い重量は前年同期比21.1%増、航空輸入貨物の取扱い件数は同11.6%増となり、東南アジア・中近東全体の営業収入は6,560百万円、前年同期比40.0%増。

以上の結果、当第1四半期の連結業績は営業収入69,546百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益2,090百万円(45.8%増)、経常利益2,226百万円(46.9%増)。

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