日本貨物航空（株）は8月14日、認可申請した「燃油サーチャージ適用額の変更」が、8月17日国土交通省より認可を受け、新規適用額（60円/KG）への増額を2006年9月16日より実施する。
同社は、7月1日よりシンガポールケロシン価格が同社基準値（1995年-1999年の平均価格23.20米ドル／バレル）の270％（62.64米ドル／バレル）に対応する燃油サーチャージ（54円/KG）を適用しているが、現行基準値の290％（67,28米ドル／バレル）を20営業日連続して上回り、更に高騰を続ける事態となったため、燃油サーチャージ増額を実施する。
燃油サーチャージ：通常の航空貨物運賃の他に、燃料費の増加分の一部を荷主が負担する制度
