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キユーソー流通システム/第2四半期の営業利益65%増、当期利益4.3倍

2010年06月29日/決算

キユーソー流通システムが6月29日に発表した2010年11月期第2四半期業績によると、売上高661億7500万円(前年同期比1.3%減)、営業利益7億4800万円(65.1%増)、経常利益6億2300万円(40.9%増)、当期利益1700万円(331.0%増)となった。

共同物流の在庫・出荷物量が減少したことに加え、コンビニエンスストアや量販店などの流通業を主な得意先とする専用物流の受託料金も伸び悩み、既存取引の売上高が減収となった。

利益面では、共同物流や専用物流の既存取引の減収による採算の悪化や燃料調達単価の上昇があったものの、保管の効率化や運送業務などの合理化改善が進捗し増益となった。

倉庫事業収益は共同物流の在庫・出荷物量などが減少し既存取引の売上高が減収となった。利益面では減収の影響があったが、保管の効率化や業務の標準化など合理化改善が進捗し増益だった。倉庫事業売上高は101億1100万円と前年同期に比べ4億7200万円(4.5%減)の減収、営業損失は4億4600万円と3億1000万円(前期は7億5600万円の営業損失)の増益となった。

運送事業収益は既存取引の共同物流や専用物流の売上高が減収となった。利益面では運送業務の合理化改善が進捗したものの、減収による採算悪化や燃料調達単価が上昇し減益となった。運送事業売上高は494億4600万円と2億8300万円(0.6%減)の減収、営業利益は10億1600万円1億3100万円(11.5%減)の減益となった。

通期の業績は、売上高1340億円、営業利益15億円、経常利益14億円、当期利益9000万円の見通し。

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