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日本ユニシス/ファッション業界向け統合ソリューション「eSPANET」シリーズ販売開始

2006年10月10日/未分類

日本ユニシス(株)は、ファッション業界における卸売り業態・SPA業態・小売業態のビジネス全体をサポートし、MDサイクルを支援するアパレル・専門店向け統合ソリューション「eSPANET(エスパネット)」の販売を開始した。

「eSPANET」は、生産・物流系、販売管理系、MD計画・分析系の3シリーズから構成され、今回、第一弾として販売開始するシリーズは、生産・物流系「eSPANET/SCシリーズ」。

ファッション業界は、高い粗利益率を確保しやすいSPA業態への転換を図る企業が増加しており、アパレル業は小売り分野へ進出、専門店は自主企画・生産へのシフトが加速されている。

その結果、委託販売・仕入販売・買取返品など複数の商取引形態が存在している企業が多くなってきた。また、生産拠点は国内から中国など海外へのシフトが進んでおり、今後は、物流機能についても海外へのシフトが予想され、海外での業務範囲は拡大傾向にある。

このような動向の中、ファッション業界各企業では、さまざまな商取引形態や業務にあわせ、生産系、卸系、小売系に対応する複数のシステムを導入してきた。しかしながら自社内に多くのシステムが乱立したことにより経営判断、業務判断に必要な情報の一元化が図れず、企業経営のスピード低下を招くようになっている。

「eSPANET」は、売り上げ・売り掛け、仕入れ・買い掛け、在庫管理、原価管理などすべての商取引形態に共通して対応できる統合共通基盤を核に、卸売り業態・SPA業態・小売業態に合わせた業態別業務処理機能をオプションで追加することが可能な業界初の統合ソリューション。

「eSPANET」を導入する企業は、生産から販売までの商品ライフサイクルの統合的管理が実現でき、ビジネス変革にスピーディに対応することが可能になる。

「eSPANET」の特徴
1.卸・SPA・小売ビジネスの業務全体をサポート
卸・SPA・小売ビジネスの業務全体をサポートし、MDサイクルを支援する業界初のソリューション。

2.データの一元管理により、高い整合性を実現
MD計画から企画・生産、調達物流、販売物流、MD管理、MD分析までの業務範囲を一つのソリューションで構成することによって、データの一元管理が容易で整合性が高く、メンテナンスビリティにも優れている。

3.自在な業務構築を提供
共通基盤と業務アプリケーションモジュールを別形態とし、フレキシブルなアプリケーション構築を可能にしている。

4.国内外の取引先システムとのデータ連携にも配慮
オープンシステムやWebサービスを採用し、企業内システムだけでなく企業間システム、さらには国際間での取引先システムや他システムとの密接な結合やデータ連携を考慮している。

「eSPANET」シリーズのモジュール構成および価格・販売目標は以下のとおりです。
●生産・物流系eSPANET/SCシリーズ=販売目標40モジュール/5年
eSPANET/SC-SCP【企画生産モジュール】1,000万円~(消費税別)
eSPANET/SC-SCE【グローバルSCM支援モジュール】1,500万円~(消費税別)
eSPANET/SC-SCO【検品・物流モジュール】700万円~(消費税別)

●販売管理系eSPANET/MDシリーズ
eSPANET/MD-CORE【MD共通機能モジュール】2007年春販売開始予定
eSPANET/MD-SS【専門店モジュール】2007年春販売開始予定
eSPANET/MD-SPA【SPAモジュール】計画中
eSPANET/MD-AP【アパレルモジュール】計画中

●MD計画・分析系eSPANET/PAシリーズ
eSPANET/MD-CORE【MD共通機能モジュール】2007年秋販売開始予定
eSPANET/PA-MDA【情報分析モジュール】計画中

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