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ヤマト運輸/フロンガスの大気放出で勧告

2006年10月27日/未分類

ヤマト運輸(株)は10月26日、神奈川県相模原市において、破壊業者に持込むべきフロンガス(20㎏ボンベ)を大気に放出させたことに関し、相模原市より同社関東支社が勧告を受けた。

平成17年1月に施行された使用済自動車の再資源化等に関する法律(以下同法)の施行に伴い、有限責任中間法人自動車再資源化協力機構(以下:自再協)より、ヤマト運輸はフロンガスの運搬業者として指名を受けている。

同法では、使用済自動車からエアコンの冷媒として使われているフロンガスを回収業者が回収し、破壊業者で破壊することになっており、同社は回収業者と破壊業者の間で使われる「通いのガスボンベ(個体識別用のシリアルナンバー付)」の運搬を受託していた。

事件の経緯は8月22日、厚木主管支店管下店において、社員がフロンガスボンベ(空容器)を誤配送し、9月8日にボンベにフロンガスを充填後そのボンベが自社のものではないことに誤配送先の回収業者が気付き、社員は対応依頼を受けた。

しかし、誤配送の事実発覚を恐れた弊社社員が9月10日、フロンガスを大気に放出したもの。

その後、誤配送先の回収業者から8日の件について問い合せをいただき、事件が発覚。自再協と事実確認を進め、9月19日に自再協から監督官庁に報告した。

その後、相模原市に事実報告をしていた。

再発防止策として「ガスボンベ運搬に関わる業務マニュアルの見直し」「誤配送防止のための受け人確認の徹底」「万一の事故発生に備えた速報体制の構築」を事件発覚後、ただちに整備し実施しておいる。

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