ヤマト運輸は12月25日、岐阜主管支店(岐阜県関市)管下の事業所で、委託配達員(クロネコメイト)が、自宅に3254冊のクロネコメール便を滞留させていたことが発覚したと発表した。
滞留させたクロネコメール便は、2008年7月~12月に発送されたもので、配達員が体調不良を理由に未配達のまま、自宅に保管していた。
今後、再発防止策として、管理者(メール便スーパーバイザー)による管理の徹底や委託配達員への社内教育と職場環境の改善に取り組んでいく。
具体的には、管理者は社内品質管理システムを活用した日々の体制や品質確認を徹底し、ルールを逸脱していると判断されるクロネコメイトに対して、直接訪問して改善指導を徹底していく。
また、クロネコメイトへの連絡報の発行や家庭訪問を行い、社内教育やカウンセリングを実施していく。さらに、社内連絡システムや、定期的な連絡会を開催し、クロネコメイトからの声や意見を集約しやすい職場環境を構築していく。