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ヒューテックノオリン/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月08日/未分類

(株)ヒューテックノオリンの平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

同社グループは、物流品質の更なる向上とローコスト・オペレーションを念頭に、可能な限りITを駆使したマテハン機器(荷役機器)の導入などにより、業務の安定化を図り、物流の安全・安心を寄託者企業に提供するなど多様な物流ニーズに対応した。

冷凍食品の共同配送事業は、大手冷凍食品メーカーの全国一括物流の受託をはじめ、今春から稼動を開始した複合型物流センター(通過型、在庫型、流通加工型の機能を併設)である関東第二支店(埼玉県越谷市)や関西支店第二センター(大阪府高石市)などを中心に、取扱物量の増加を図ることができた。

チェーンストア物流は、関東第二支店日配センターの新規稼動や既存の大田センター(東京都大田区)の稼働等により取扱物量が大幅に伸長した。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、営業収益では161億1千2百万円(前年同期比10.0%増)となり、経常利益は関東第二支店等の立ち上げに伴う初期費用や安定稼動に向けての外注費等の増加により、7億2千9百万円(18.8%減)、当中間純利益は4億1千9百万円(15.1%減)となった。

セグメント別の状況
運送事業部門
冷凍食品メーカー・商社の共同配送やチェーンストア物流などで、取扱物量が増加し、連結子会社である(株)ヘルティー(埼玉県越谷市)におきましても運送部門の業容が拡大したことにより、営業
収益は109億3千1百万円(11.6%増)。

しかし、関東第二支店の立ち上げ等に伴う外注費の増加などから、営業利益は14億4千9百万円(4.3%減)。

倉庫事業部門
新規寄託者の獲得と既存寄託者との取り組みの強化などによる物量の増加により、営業収益は40億6千8百万円(9.0%増)、関東第二支店や関西支店第二センターの立ち上げ費用や賃借料、減価償却費等の増加により営業損失は1億5千2百万円(前年同期は2千万円の損失)。

その他事業部門
主に、関東工場(埼玉県越谷市)における冷凍野菜等の小袋パック詰め加工におきまして受託増となったが、(株)ヘルティーでの米穀・青果物販売の政策的な業務縮小などにより、営業収益は11億1千2百万円(1.3%減)、営業利益は業務の効率化や経費削減等により1億2千3百万円(28.7%増)。

通期の連結業績見通し
下期以降、関東第二支店(主にフローズンセンター)の早期の安定的なフル稼働や首都圏を中心とした受託貨物の効率的なロケーション運用などが大きなテーマとなり、今期は投資負担先行の見込みではあるが、いずれの投資も今後の成長戦略上欠かせないものであり、次期以降において投資効果の実現を見込んでいる。

連結子会社である(株)ヘルティーは、改めて運送事業に経営資源を集中し、規模の拡大と同時に自車稼働率の向上を図り、高品質の物流サービスを提供する。

また、(株)全農協同流通は、寄託者の体制変更に機敏に対応できるような機能を構築し、組織強化と要員の適正配置を目指す。

以上の結果、通期の連結業績見通しは、営業収益は328億円(10.7%増)、経常利益は18億6千万円(2.0%増)、当期純利益は10億6千万円(0.0%増)を見込んでいる。

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