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オーナミ/プラント機器の輸送・積込など順調で増収増益

2009年05月14日/決算

オーナミが5月14日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は105億2800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益5億1000万円(9.6%増)、経常利益5億100万円(22.2%増)、当期利益2億8200万円(10.0%増)の増収増益となった。

事業別の概況は、倉庫業、港湾荷役作業で下期は鋼材の荷動きが減少したものの、大型重量物の取扱いが可能な堺6号倉庫の有効活用が進み、向島事業所ではJFE商事造船加工からの場内作業の受注が順調に推移。その他、天井クレーン上架作業や大型プラント機器、船舶用エンジン等の船舶への積込作業等を着実に受注し、売上高は42億8500万円(1.2%増)となった。

陸上輸送業は、発電所向け各種部材、各種鉄構製品等の輸送を受注したほか、新規顧客開拓にも注力したが、製造業の減産による荷動きの減少や、コンプライアンス規制強化の影響で厳しい受注環境が続き、売上高は24億7700万円(2.3%減)となった。

海上輸送業は、造船業界の好況に支えられた船舶用エンジンや造船ブロックの国内輸送のほか、プラント機器類の輸送が好調で、船舶輸送の需要の高まりで2隻の自社船を最大限活用し、各種傭船を効率的配船に務め、売上高は28億1500万円(0.6%増)と横ばいとなった。

梱包業は、舞鶴事業所若狭梱包センターでの精密機械梱包の本格稼動、堺事業所での大型プレス機器、長洲事業所の船舶用エンジンやプラント機器などの受注で、売上高は4億6300万円(11.8%増)と増加した。

来期は売上高98億円(6.9%減)、営業利益3億7000万円(27.5%減)、経常利益3億3000万円(34.3%減)、当期利益1億7000万円(39.8%減)の見通し。

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