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澁澤倉庫/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月20日/未分類

澁澤倉庫(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

平成18年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「SUCCESS2008」を策定し、物流事業においては「物流事業の収益力向上」を中心課題として、配送センター機能や国際ネットワークの強化に取り組むとともに、事業構造の質的転換にも努めた。

また、有利子負債の削減を進め、財務体質の強化に努め、当中間期の営業収益は284億6百万円(前年同期比3.7%増)となり、営業利益は16億1千万円(22.9%増)、経常利益は15億7千5百万円(17.5%増)となった。

特別利益として、同社と澁澤(香港)有限公司による固定資産売却益等27億4千2百万を計上する一方、固定資産処分損や関係会社出資金評価損による特別損失1億5千8百万円を計上したため、中間純利益は23億4千5百万円となり、「固定資産の減損に係る会計基準」の適用による減損損失等により純損失となった前年同期に比べ、53億4千7百万円の増加となった。
ロ.セグメント別の概況

事業セグメント別の概況
物流事業
倉庫業務は、数量ベースの保管残高は前年同期をやや下回って推移したが、化学品や日用品の取扱い拡大がはかれたことや、昨年12月に竣工した千葉北第二倉庫が本格稼働したことにより、入出庫数量や流通加工業務が伸張したので、保管料、荷役料ともに増加し、営業収益は前年同期比10.7%の増収。
港湾運送業務は、前年同期にあったプロジェクト貨物の取扱いが終了した影響があったものの、輸出入貨物の取扱いが堅調に推移したことに加え、在来船に係る船内荷役業務が伸張したため、営業収益は前年同期並みを確保した。

陸上運送業務は、フェリー輸送や引越業務が堅調に推移したほか、輸出入貨物の取扱い増加を反映し海上コンテナ輸送が増加した。拠点の新設や増強を実施したことによりトラック輸送も増加したが、一部業務の縮小を行ったことにより、営業収益は前年同期並みとなった。

国際輸送業務は、航空貨物は、海外拠点および海外提携代理店との連携により取扱量が増加し、海上貨物も、日本/アジア間の国際一貫輸送を中心に取扱量が伸張した。当中間期より新たに澁澤(香港)有限公司を連結子会社としたこともあり、営業収益は前年同期比24.1%の増収。

この結果、物流事業全体の(省略)

通期(19年3月期)の見通し
通期業績は、千葉北第二倉庫が通期寄与するほか、航空貨物および日本/アジア間の国際一貫輸送等の取扱いも堅調に推移するものと思われるので、営業収益、営業利益、経常利益ともに前期を上回るものと予想しており、当期純利益は、前期に計上した「固定資産の減損に係る会計基準」による減損損失等が解消されるので、大きく改善することができ
るものと予測している。

通期予想の連結業績は、営業収益557億円、営業利益25億7千万円、経常利益23億5千万円、当期純利益25億5千万円としている。

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