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タカセ/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月24日/未分類

タカセ(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

同社グループは「グループ経営の強化」を重要課題に掲げ、グループ各社がそれぞれの事業分野や地域において競争力を高め、収益力向上を果たすことを目指して、効率化に努めた。

当中間期は、国内物流事業で4月より新しく賃借を開始した川崎市の大型倉庫について、当初計画規模の総合受託型新規顧客の獲得に至っていないこと、音楽映像商品取扱業務において取扱数量が当初
計画を下回る状況が続いていること、等のマイナス要因があったが、国際物流事業で輸出入貨物の取扱量が増加したことによって、営業収益は前年同期と比較して3.9%増の67億28百万円を計上した。

営業費用は、川崎市の大型倉庫において一部空スペースが続いていること、保管型スポット顧客で不採算が生じたこと、既存顧客の増坪に備えた一部顧客の新倉庫への移動費用が発生したこと、一部作業部門において業務量に応じた人員投入の面で効率が悪化したこと、運送事業分野で燃料費が上昇したこと、のマイナス要因によって前年同期と比較して原価率が増加し、グループの営業利益は前年同期と比較して82.5%減の50百万円となり、経常利益は前年同期と比較して92.1%減の21百万円となった。

特別損益では、特別損失に退任取締役に対して支払った特別退職慰労金等88百万円を計上したことに
よって、66百万円の税金等調整前中間純損失(前年同期と比較して3億37百万円の利益減)。以上の結果、グループは中間純損失49百万円計上(前年同期と比較して2億4百万円の利益減)した。

事業部門別営業収益
輸出物流部門の営業収益は、中国進出企業の工場設備輸送や香港などアジア向け輸出が増加して、4億17百万円と前年同期に比較して4.6%の増収。

輸入物流部門は、輸入貨物を取扱う新規顧客の獲得や既存顧客の業務拡大により営業収益は18億60百万円となって、前年同期に比較して28.0%の増収。

国内物流部門は、音楽映像分野において、音楽産業全体の市場規模の縮小が続いている中、前年対比ヒット作に恵まれなかったこともあって取扱数量が減少した。また、個別顧客の収受料金値下げに対応した影響もあり、国内物流部門の営業収益は、前年同期に比較して3.9%減収となる44億20百万円。

通期の見通し
当中間連結会計期間での大幅な減益を挽回するために営業力の強化と適正な作業人員投入による徹底したコスト管理を行いつつ、グループ経営の強化、国際物流事業強化、営業力強化と業務品質向上を梃子とした総合物流受託の拡大に努める。

通期の業績見通しは、連結営業収益は134億円、連結経常利益は1億80百万円と予想している。

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