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川西倉庫/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月27日/未分類

川西倉庫(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

輸入豚肉に係る取扱いを止めたことにより、冷蔵倉庫業務は低調であり、当中期の営業収益は11,440百万円(前年同期比4.1%減)となり、経常利益は329百万円(49.0%減)。中間純利益は、特別利益に2,031百万円(寄付金受贈益1,232百万円、投資有価証券売却益503百万円、役員退職慰労金引当金戻入益175百万円、貸倒引当金戻入益120百万円)、特別損失に関税法違反にかかる罰金40百万円などを計上したので、1,345百万円(269.4%増)となった。

総合物流業
普通倉庫業務は、入庫高、出庫高取扱いはそれぞれ前年同期を上回り、荷役料収入は前年同期比増加となったが、期中平均保管高は荷動きが活発であったため前年同期を下回り、保管料収入は前年同期比減。冷蔵倉庫業務は、輸入豚肉の取扱いを止めた後、これに替わる鶏肉、水産物、加工食品等の取扱増に努めたが、入庫高、出庫高、期中保管高とも大幅に減少した。その結果、営業収益は4,248百万円(10.5%減)。

港湾運送業
輸出業務や船内荷役業務が増加し、建機等の船積み業務やターミナル業務も堅調に推移し、営業収益は1,413百万円(3.7%増)。

貨物運送取扱業
普通倉庫貨物取扱いが増加したが、冷蔵倉庫貨物取扱いが減少したことから、コンテナ運送・トラック運送収入は、前年同期と同程度となり、営業収益は2,991百万円(0.5%減)。

その他の物流業
国際業務は、中国関連のNVOCC業務(国際複合一貫輸送)や三国間輸送が好調であったが、北米からの冷凍品取扱いが減少したことから、業務収益は前年同期を下回った。流通加工業務は、豆類など選別作業はやや低調だったが、輸出梱包業務が堅調に推移し、業務収益は増加した。手続業務は、冷凍貨物取扱い減に伴い通関件数が減少し、業務収益も減少し、営業収益は2,743百万円(0.9%減)。

その他事業
パレットやコンテナ販売は前年同期を若干上回り、営業収益は42百万円(15.7%増)。

通期(19年3月期)の見通し
顧客の物流ニーズに柔軟に対応できる物流システムを構築し、業績の向上と安定に注力するが、下半期も冷蔵倉庫業務の回復は厳しい状況が見込まれまるので、営業収益は22,500百万円(5.0%減)、経常利益は400百万円(48.2%減)、当期純利益は、特別利益に寄付金受贈益1,232百万円、投資有価証券売却益503百万円、役員退職慰労金引当金戻入益175百万円、貸倒引当金戻入益120百万円など合計2,031百万円、特別損失に関税法違反にかかる罰金40百万円などを計上したため、1,370百万円(387.8%増)を予想している。

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