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川西倉庫/平成19年3月期、減収減益

2007年05月28日/決算

川西倉庫(株)の平成19年3月期決算短信の業績は、売上高は22,421百万円(前期比5.4%減)、営業利益は288百万円(65.6%減)、経常利益は283百万円(63.3%減)、当期純利益は、特別利益に2,065百万円(寄付金受贈益1,232百万円、投資有価証券売却益508百万円、役員退職慰労金引当金戻入益175百万円等)、特別損失に関税法違反に係る罰金40百万円を計上したため、1,343百万円(378.2%増)となった。

同社は、平成18年9月に輸入豚肉に係る関税法違反で有罪判決を受け、平成18年12月には通関業免許の取り消し、保税蔵置場の許可の取り消し(1営業所)と保税蔵置場における外国貨物の搬入停止(50日間)などの行政処分が課されたことにより、第4四半期業績は大きく影響を受けることとなった。

冷蔵倉庫業務は、平成18年1月より輸入豚肉の取り扱いを止めたことや保税蔵置場の許可取り消しと外国貨物の搬入停止により、貨物取扱量が大幅に減少した。

次期の見通しは、顧客の物流ニーズに柔軟にかつ的確に対応できる物流システムを構築し、業績の向上と安定に注力し、冷蔵貨物保管残高の回復にはもう少し時間を要するなど、引き続き厳しい状況が見込まれ、次期の業績は、売上高は23,000百万円(2.6%増)、営業利益は400百万円(38.5%増)、経常利益は390百万円(37.6%増)、当期純利益は19年3月期では特別利益に寄付金受贈益、投資有価証券売却益等2,065百万円を計上したため、200百万円(85.1%減)を見込んでいる。

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